過去ログ - 奴隷商「ほほぅ!これは上玉だ!」奴隷女「あら?ありがと!」
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164:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/04/18(金) 06:22:11.11 ID:4Pqpxo/60
その光景を奴隷女は微笑ましげに見ていた。

ふと簡易テントの方に目をやると荷物の陰やテントの陰から山賊たちが涙ぐんで見ていた。

奴隷女「ど…どうしましたの?」

無精髭「思えば…まだ子供だったあいつを拾った時から友達を作る環境なんて与えてやれなかった…剣の扱いや銃の使い方…そんな事ばかり教えて来た…」

奴隷女「まぁそうでしたの…」

無精髭「最初は気紛れだったのさ…ガキに罪はねぇなんて啖呵切った割にな…気付けば俺らの真似事をするようになってな…すっかり男に…いや男みたいに育っちまった…」

奴隷女「え?男…みたいに?」

無精髭「あ?気付いてなかったのか?あいつは女だぞ?確かに女っけもさらさらねぇし胸もぺっちゃんこだしこれっぽっちも女である証明はねぇかもしれねぇが…確かに女だ…」

奴隷女「えっ!?女!?どうみても殿方かと!?」

バンダナ「あのさぁ…」

無精髭「!?」

バンダナ「お頭ぁ…胸の事は言わねぇって誓ったじゃないっすかぁ?」ユラァ

無精髭「ひっ!」

バンダナ「フンッ!」シュッ!ドゴォ!

無精髭「ふぃぶぉ!」ゴロゴロゴロゴロ!

バンダナのソバットが無精髭の側頭部にクリーンヒットした。

無精髭はそのまま転がって静かになってしまった…。

召し使い「お…女の子だったの…?」

バンダナ「あぁ…ばれちまったらしょうがねぇな…女じゃ不満か?」

召し使い「ううん!びっくりしただけ!バンダナ君はバンダナ君だってさっき言ったじゃないか…!」

バンダナ「そうか…じゃびっくりついでにもうひとつ聞いてくれ」

召し使い「な…なに?」

バンダナ「俺はお前が好きだ」

召し使い「えっ?///」

バンダナ「えっ?じゃねぇよ!」グイッ

召し使い「わっ!」



チュッ


山賊達「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

バンダナ「これでわかったかよ」

山賊達「いやぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!キスゥゥゥゥ!!」

バンダナ「うるせぇよ!!で?返事は?」ドン!

召し使い「いや…あの…その…」

奴隷女「召し使いさん?乙女の唇を奪っておいてそれはないですわよ?」

召し使い「はい!ご…ごめんなさい!」

バンダナ「…!」ガーン!

召し使い「あっいやそうじゃなくて…!びっくりして戸惑っちゃったけど…嬉しいです!僕も好きです!」

バンダナ「ば…ばーか///」



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