過去ログ - 奴隷商「ほほぅ!これは上玉だ!」奴隷女「あら?ありがと!」
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44:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/12(日) 07:36:00.23 ID:cHgAmvu30

無精髭「違うこうだ…」

召し使い「あっありがとうございます!」

無精髭「わざわざ直す事も考えて関貫を抜いてからドアを吹っ飛ばしたのか…山賊に襲われてるってのに冷静なもんだな…お前の主人は…」

召し使い「」

無精髭「ん?どうした?」

召し使い「…あ…あぁ…あ…」

無精髭「なんだってんだ!どうした!?」

召し使い「でたぁぁぁぁあああぁぁ!!!悪霊退散悪霊退散!!!!」ポカポカ

無精髭「いてっ!いててっ!落ち着け落ち着けって!!」

召し使い「あれ!?幽霊なのに触れる…」ペタペタ

無精髭「てめぇぶっ殺されてぇのか?」

召し使い「ひぃぃ!!!不死身の山賊だったんだぁぁああ!!旦那様ぁ!!旦那様助けてぇぇぇ!!」

奴隷女「クスクスッ」

無精髭「おうねーちゃん、さっきは悪かったな…野郎共女日照りでよ…いい思いさせてやりたくてな…」

奴隷女「あら?いい思いなら大歓迎ですわよ?貴殿方に私の相手が務まれば…ですけれど?それで?気分はいかがかしら?」

無精髭「最悪だ…こんな稼業だ。いつでも死ぬ覚悟は出来てたつもりだったんだがな…俺らの銃、一発目は空砲なんだが…それを忘れてビビって気絶しちまうなんざ…男の覚悟が聞いて呆れるぜ…」

召し使い「まさか旦那様はそれを知った上で!?」

無精髭「そうだろうな。戦ってる家に勘づかれていたはずだ…そら直ったぞ」ガチャン

召し使い「えっ!?もう!?すごいっ!!お頭さんってなんでも出来るんですか!?なんでそんなに手際がいいんですか!?」

無精髭「フフン!まぁな!…う…うるせぇ…実家が…大工だったんだよ…」

召し使い「なるほどぉ!道理でっ!!」

無精髭「うるせぇってんだろ!褒めんじゃねぇよ!むず痒いだろうがっ!!」

召し使い「ひっ!すみませんっ!!」

奴隷女「それで?その大工のご子息様が何故山賊の頭領なんてやってらっしゃるのかしら?」

無精髭「最初はな…大工を継ぐのが嫌だったのよ…傭兵になって成り上がってやるっ!そう思った村を出た。何度も戦火を潜ってきた。名前が売れかけたいた頃だ。あっ「無精髭の死神」って聞いた事ねぇか?」

召し使い「ぼ…僕はそういうのうといから…」

奴隷女「私は結構そういうの気にしてきたつもりですけれど…聞いた事ありませんわねぇ?」

無精髭「そ…そうか…まぁ話が逸れたな。… やっとこさ前線の部隊長を任されて、さぁこれからって時に軍が前線を放棄しやがった。俺らごとな」

召し使い「そんな…ひどいっ!」

奴隷女「帝国軍は物量に物を言わせて非道な采配をすると聞いていたけどどうやら本当のようね?」

無精髭「食料も物資も来ねぇんだ。俺らが取れた行動は二つ。死ぬか…奪うかだ…」


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