過去ログ - 【俺ガイル】やはり阿良々木暦のボランティア活動はまちがっている【化物語】
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◆EHGCl/.tFA
[saga]
2014/01/08(水) 23:49:28.81 ID:kXzV57rP0
俺ガイルSide 第一話
『しかしながら 雪ノ下雪乃は了承する』
「意味が分からないのだけれど」
奉仕部。平塚先生と、脅威の驚異の胸囲の委員長との板挟み攻撃を喰らった俺は、放課後、足早にそこへ行く。
……あの二人に板挟みされる。その言葉の響きはそう悪い物じゃないなと、ちょっと口角が緩んだ。
雪ノ下「意味が分からないと言っているの」
いつにもなく冷淡に喋るなコイツ。なんだ?飼い犬にでも手を噛まれたのか?
いや、雪ノ下の場合犬というより猫…かな?
雪ノ下「聞いてるのかしら?貴方の発言に対しての返答だったのだけれど……。
ちなみに、その顔は凄く不快だから今すぐ辞めないのであれば警察を呼ぶわ」
比企谷「え?変な顔してた?」
雪ノ下「いえ、真顔」
比企谷「真顔が不快ってか?ったく……。まぁ、その。なんだ?
そういう事を言われてさ。平塚先生に」
部室には雪ノ下雪乃がいつものように椅子に座って読書に励んでいた。
そこに俺がいつものように来て、昼の事を話した。
比企谷「だからよ、奉仕部の依頼として。お願いしてんだよ。
俺が3年生の中1人でボランティア活動に参加させられるから。
お前と由比ヶ浜に手伝ってくれと」
雪ノ下「その言葉の意味は分かっているわ。
それに対しての納得と言う意味で求めているのだけれど。
それは結局、あなた個人の責任でしょう?自業自得。
その尻拭いを何故しなくてはならないのかしら?」
比企谷「奉仕部なんて元々そんなもんだろ?誰かの面倒くさい事を助けるんじゃねーのかよ」
雪ノ下「勘違いしているようね。奉仕部は決してそのような事をしない。
魚を取ってあげるのではなくて、その取り方を教えるのよ?」
比企谷「ああ、確かにそうだったな。
じゃあ、その魚の取り方を教えられる依頼者が、体が動かせない状態だったらどうすんだ?」
雪ノ下「それは……。目的が食事というのであれば。
魚以外の食物で、依頼者が可能な方法で採取できる物を教えてあげればいいじゃない」
比企谷「アントワネットかよお前。
じゃあ、その例になぞって、俺はその動けない依頼者だ。
どうするんですか?」
雪ノ下「自分で自分を無能だと言っているのだけれど、それは理解できているの?」
比企谷「当たり前だ。そう言ってんだから。
俺にはコミュ力とか言われるパラメーターはいくらレベルが上がっても上がんないんだ」
雪ノ下「そうね、貴方にコミュニケーションを求める方が間違いね」
比企谷「おい、「力」をつけろ。会話ができない人みたいじゃねーか、俺」
雪ノ下「あら?会話ができているとでも思っていたの?」
比企谷「じゃあコレは会話じゃなければ何なんだよ」
雪ノ下「教育」
比企谷「授業料なんて払う気ないっすよ?」
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