過去ログ - 【俺ガイル】やはり阿良々木暦のボランティア活動はまちがっている【化物語】
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◆EHGCl/.tFA
[saga]
2014/03/24(月) 19:45:45.06 ID:bBD3UQ0s0
阿良々木「ま、待て待て。それは雪ノ下の言うとおりなんだが。
ちょっと待ってくれないか?」
だから、それだから僕は止めた。その結論へ到達する事を、僕は咎めた。
比企谷の。比企谷が被っている怪異は、孤独蜘蛛。
自分の周りに全てを寄せ付けない。孤独にさせる怪異。
比企谷が、孤独蜘蛛に取り付かれたまま。
本当に山を出られるのか。
いうなれば、八九寺真宵の、蝸牛のようなものなのだ。
誰とも会えないという事は、人のいる町に到達できないという事。
だからこそ、本当に。
ここで5人全員が先に、比企谷を置いて帰宅すべきではない。
阿良々木「確かに不明瞭だが、それでも。僕だけ残ってもいいか?
もしも本当に遭難していた場合。やはり誰かが見つけた方が安心だろう?」
雪ノ下「先輩だけ捜索して、私たちは先に帰ると言う事ですか?」
阿良々木「ああ」
由比ヶ浜「でも、本当に家に帰っているかもしれないのに。1人で探すってなると。
阿良々木先輩まで遭難しちゃったら……」
阿良々木「いや、そうだな。
多分とか、きっととか、そんな言葉を恐れずに言いかえれば。
絶対だ。絶対、比企谷はまだ山の中に居る
理由とか、そういうのはうまく説明できないが、そう言いきれる自信がある」
戦場ヶ原「まあでも。時間という概念で、比企谷君が帰った事を否定出来てしまった以上。
楽観視さえすれども、帰っている可能性は考えづらいでしょうね」
雪ノ下「しかし、だとしても。
比企谷君は嘘をついてまで探すことを拒んだんですよ?それならば……」
阿良々木「ああ、確かにもっともだ。
でも、今現状。あいつは遭難しているんだ。困っているんだ。
遭難している以上、それで幸せだとか言う奴なんていないだろ?
そうしたら、そうなったら。僕は探したいんだ。助けてやりたいんだ」
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