過去ログ - 【俺ガイル】やはり阿良々木暦のボランティア活動はまちがっている【化物語】
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236: ◆EHGCl/.tFA[saga]
2014/04/11(金) 17:41:48.39 ID:uyUMSUda0
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 とまあ、そんな具合で。
僕と忍は、高校前で待っている4人と合流出来た。


由比ヶ浜「あっ!先輩帰って来たー!」


羽川「阿良々木君。おかえりなさい。
   どうだったのかな?」


阿良々木「無事助け出せた……。という結末じゃあないのは見て分かるか?」


羽川「うん。そうみたいだね。でも多分、比企谷君には会えたんでしょ?」


阿良々木「何故それを!?エスパーか?」


羽川「いやいや、簡単なロジックだよ。
   阿良々木君が素直に私たちの前に1人で帰って来たって事は。
   つまりは何か、説明か言い訳か、はたまた愚痴でも言うつもりでしょ?
   そもそも、見つからなかったら多分、ここには帰ってきてないでしょうし」


阿良々木「成程な。いや、それも本当に、羽川。お前には恐れいるよ。
     お前は何でも知っているんだな」


羽川「何でもは知らないわよ。知ってる事だけ」


 つまりは様式美だ。


阿良々木「まあ、結局のところそうなんだ。
     比企谷には会えたけど、一緒には帰っていない」


雪ノ下「それは……。憶測なのだけれど……。
    いや、それでも有り得る分考えたくもない思考なのだけれど……」


 そう言って、言い淀む雪ノ下の考えは。多分正しい。
比企谷を知る彼女は、あの時。見捨てるという選択肢を選んだ彼女なら、比企谷の行動を予測できるはずなのだ。

 だからこそ、彼女の思考は、概ね正しいと思えた。


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