過去ログ - 【俺ガイル】やはり阿良々木暦のボランティア活動はまちがっている【化物語】
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254: ◆EHGCl/.tFA[saga]
2014/04/14(月) 14:01:48.20 ID:+hoAITbt0
比企谷「でも雪ノ下。いや、由比ヶ浜はまだ分かるけど。
    雪ノ下、お前が俺を迎えに来るなんてな。病気か?」


雪ノ下「あら、この私がわざわざ出向いているのよ?感謝はされても罵倒される筋合いはないのだけれど。
    それに勘違いしないで。
    総意で、多数決であろうが決まった事実に。集団行動の最中なわけなのだし。
    それに反する行動はとれないだけよ。
    あなたは今日の活動の班員なわけなのだし。班単位での行動は順守すべきでしょう?
    だから別に個人的感情が含まれる事はないの。期待させてしまったのなら謝るわ」


 チッ……。コイツにちょっとでも人間味があることを期待したのが。
俺はそもそも間違いだった。


比企谷「よくもまあ舌と頭が回るなお前。逆に尊敬レベルだよそれ。
    まあ、大体言う事は分かってた気もするけどな……。
    だってよ、だからこそ。お前がいたからこそ。
    俺は『俺を迎えに来た』なんて事が。思い付かなかったんだよ」




阿良々木「まあ、そういう事だ。
     だから比企谷。それならば、これならば。この迎えは。
     今こうやって差し出す手は慈悲でも救助でも何でもないわけだ。
     さっき言っていたように。これなら。これだったらこの手は。
     拒否しないでくれるだろう?」


 そういって阿良々木先輩は手を差し出した。アメリカ人かよ。
その手を受け取った瞬間、ハグまで付いてくる勢いだ。


比企谷「ま……まあ、そっすね。
    これを拒否するのは、人間としてどうかとも思いますし」


雪ノ下「あら。比企谷君が人間を語るのには、既に遅すぎだと思うのだけれど」


比企谷「うるせーよ、ほっとけ。
    あ、でも。男と手を繋いで帰る趣味はないんで、その手は受け取らないっすけど」


阿良々木「ああ、分かったよ……。
     全く。素直じゃないな」



比企谷「いや、その気がないんです」


羽川「素っ気もないよね」


戦場ヶ原「玄人とも言い難いと思うのだけれどね」


 言葉で遊ぶな。
ほっとけっての……。


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