過去ログ - 【俺ガイル】やはり阿良々木暦のボランティア活動はまちがっている【化物語】
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260: ◆EHGCl/.tFA[saga]
2014/04/14(月) 14:18:30.00 ID:+hoAITbt0
 そして僕は、肩を並べて歩き出す。
僕は。僕と比企谷の2人は、平行に立って歩きだす。


 そう、僕の状況で1つ変わった事。それは……。


阿良々木「それにしても、挨拶ってアレだな……」


比企谷「どれすか」


阿良々木「いや、ホラ。人と人とが…………」


 いつものように会話をする相手。
その相手が、僕には1人、増えたのだ。 
そう、それはつまり……。端的に言うとすれば。


比企谷「……。そんな細かいこと気にするんですか?
    良い事教えましょうか?
    疑問は廃棄処分。これが社会を生き抜くための知恵っす」


阿良々木「まさかお前に、生き方を解かれるとはな……」


 僕には友達が1人増えた。
彼が、比企谷八幡が、僕にとっての友達になったのだ。

 彼にとっては変化のない事柄だとしても。
僕は大切にしたいと思える存在になったのだ。


比企谷「あ、学校着いた」



阿良々木「ああ。じゃあ僕は日直だから急ぐよ。
     それじゃあ、またな!」


比企谷「うぃっす。また今度……」




 比企谷八幡。彼は、僕の。阿良々木暦の。

大切な、とても大事な。友達だ。




【俺ガイル】やはり阿良々木暦のボランティア活動はまちがっている【化物語】

―完―


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