過去ログ - 【俺ガイル】やはり阿良々木暦のボランティア活動はまちがっている【化物語】
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27: ◆EHGCl/.tFA[saga]
2014/01/11(土) 03:39:49.00 ID:Nw11kqOB0
 02

阿良々木「で。改めて質問するが。話は終わったのか?」

羽川「うん。戦場ヶ原さんに向けた報告は終わったよ。次は阿良々木君の番だけど」

阿良々木「いや、僕に対する報告は大丈夫だ。僕は二つ返事で了承するよ」

羽川「そう。それなら安心だ。でも、阿良々木君に伝えるのはもう一つ、違う事なの」

阿良々木「うん?ボランティ活動で、下級生が付いて来ることに対する了承じゃないのか?」

羽川「ううん。そこじゃないの。ねぇ、阿良々木君?」


 私は1つ息を吸い込んだ。大きく吸い込んだ。
今から息を吐きだすには、私のいつも通りの呼吸じゃあ足りなかったから。
でも、これは聞いておきたかった。いや、正しくは。確認したかった。


羽川「阿良々木君は、困った人が。
その困った人が男の子でも。
本人が助けを求めてなくても。
阿良々木君と似たような人間でも。

その子が困っているのであれば。


助ける?」


 私が息を吸い込んで吐き出した言葉に対して。
阿良々木君は益々いつもどおりに喋る。


阿良々木「助けるだろうな。多分、いや。絶対」


 やっぱり。絶対的で独裁的で独創的な正義感をもった正義漢。
それが、阿良々木暦なのだ。


羽川「そう。それを聞いて安心した」


 私も同じく。さっきとは対照的に。
いつもどおりに喋りかけた。



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