過去ログ - 【俺ガイル】やはり阿良々木暦のボランティア活動はまちがっている【化物語】
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39: ◆EHGCl/.tFA[saga]
2014/01/11(土) 18:17:41.09 ID:Nw11kqOB0
俺ガイルSide 第3話
『何故か八九寺真宵はグイグイくる』


 面倒くさい。
結局それは、当日の朝になっても変わらない俺の感情である。

比企谷「ふぁ〜……」


小町「あ、お兄ちゃん。おはよー。なんでお休みなのに早起きなの?
   今日、なんかアニメしてたっけ?」


比企谷「俺は別にアニオタじゃねーよ。今日はボランティア活動があるんだよ」


小町「ボランティアぁ?何…?お兄ちゃん遂に変な宗教に入信しちゃったの!?」


比企谷「なんでだよ。まず宗教を考えちゃう妹に俺は残念さを通り越して心配になるよ。
    ってか前に言ったじゃんよ。聞いてなかったのか?」


 小町が偏差値の低そうな雑誌を読んでいる傍ら、俺はコーヒーに練乳を入れて一気に飲み干す。
うん。甘くてうまい。糖分を取るにはやっぱりこの、自家製MAXコーヒーだ。
朝のやる気が一気に満ち溢れる。

 俺の目も、死んだ魚の目から死にかけ程度には回復する勢い。


小町「まーたそんなにコーヒー甘くして……。糖尿病になっちゃうよー?」


比企谷「馬鹿。俺にとっての最高の回復剤だ。
    FFで言うならフェニックスの尾。DQで言うなら世界樹の葉。テイルズで言うならライフボトルなんだよ」


小町「お兄ちゃんって死者だったんだ」


比企谷「おう、そうだぞ。だからこそ俺は死に物狂いに頑張るなんて無理。
    何故ならもう死んでいるのだから」


小町「それだと生き返ってないじゃん。んもー。お兄ちゃん朝から下向き過ぎだよ?
   そんな事だと小町は心配だよ。
   もうちょっと上を向いて生きてくれると小町は凄くうれしいんだけど?
   あ、今の小町的にポイント高い!」




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