過去ログ - 【俺ガイル】やはり阿良々木暦のボランティア活動はまちがっている【化物語】
1- 20
72: ◆EHGCl/.tFA[saga]
2014/01/17(金) 18:21:05.15 ID:W7dhOgLT0
 ため息が出そうだ。
こんなにも卑屈で否定的で屈折的で被虐的な人間はそうはいないのじゃないだろうか。
しかしながら、事実今の会話が成立したように。別に話すことそのものが嫌いではないらしい。

 多分。きっと。彼は平穏な今の学生生活を最大とみなし。
以下略



73: ◆EHGCl/.tFA[saga]
2014/01/17(金) 18:21:44.81 ID:W7dhOgLT0
 数十分が過ぎた。



比企谷「……で、頭文字を取って、ggrksって言うんすよ」
以下略



74: ◆EHGCl/.tFA[saga]
2014/01/17(金) 18:22:49.81 ID:W7dhOgLT0
比企谷「いや、その。……先輩の名字って阿良々木っすよね?」


阿良々木「ああ、そうだ。阿良々木暦だ。下の名前は言ってなかったか?」

以下略



75: ◆EHGCl/.tFA[saga]
2014/01/17(金) 18:23:28.89 ID:W7dhOgLT0
阿良々木「八九寺?ツインテールの大きなリュックを背負った?」


比企谷「ええ、その八九寺っす。
    今日たまたまその子に会って、俺。どうやら先輩と見間違えられたらしく。
以下略



76: ◆EHGCl/.tFA[saga]
2014/01/17(金) 18:23:56.47 ID:W7dhOgLT0
 03


 その後僕と比企谷は、なんてことはない雑談を続けただけなので。
多少時を戻して、語り部を戦場ヶ原辺りにでも渡すとしよう。
以下略



77: ◆EHGCl/.tFA[saga]
2014/01/17(金) 18:24:36.77 ID:W7dhOgLT0
 04

 初対面の人間と話すのが苦手になってしまったのはいつ以来だろう。
少なくとも中学生の頃の私はそうではなかった。
まあ、いつから、という時間的な問いに対してみれば、その答えはすぐに出る。
以下略



78: ◆EHGCl/.tFA[saga]
2014/01/17(金) 18:25:39.96 ID:W7dhOgLT0
由比ヶ浜「戦場ヶ原先輩も一本入りますか?」



 不意に話を振られた。
以下略



79: ◆EHGCl/.tFA[saga]
2014/01/17(金) 18:26:35.63 ID:W7dhOgLT0
戦場ヶ原「好きなの?夢野久作」


雪ノ下「え?いえ、特にこの作家が好きだというわけでなく。日本探偵三大小説と歌われているので気になって……」

以下略



80: ◆EHGCl/.tFA[saga]
2014/01/17(金) 18:27:06.67 ID:W7dhOgLT0
 閑話休題。話を戻しましょう。


雪ノ下「まあ、でも。この作品は確かにそう批評される程度はありますね。
    ちょっと気分が悪くなってきます」
以下略



81: ◆EHGCl/.tFA[saga]
2014/01/17(金) 18:27:51.55 ID:W7dhOgLT0
羽川「え?戦場ヶ原さん。私との議論は不満だったのかな?」



戦場ヶ原「あら。いえいえ羽川さん。確かに貴方とも議論できたことは嬉しかったのだけれど。
以下略



82: ◆EHGCl/.tFA[saga]
2014/01/17(金) 18:28:21.72 ID:W7dhOgLT0
 05

 というわけでこの話数も終わり。
最後は再び僕が、阿良々木暦が語る事にしよう。

以下略



272Res/220.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice