過去ログ - モバP「鷹富士茄子と自転車屋さんの思い出」
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4:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/08(水) 22:21:57.00 ID:8auXTgZQ0
茄子「う〜」

件の鷹富士茄子だった。一回り小さい自転車を塀に持たれ掛けさせ唸っていた。横目で見なくてもわかる、チェーンが外れたのだろう。
隣にいる小さい子供も困った様子で何やら鷹富士と話している。

逡巡して、俺は鷹富士に話し掛けることにした。

P「チェーン、外れたのか?」

茄子「え?」

突然話しかけられたからか、驚いたようにこちらを見る鷹富士を横目にしゃがみこみ自転車の様子を見る。
チェーンが外れただけのようだ、これだけならすぐに直せる。

茄子「あの〜?」

P「少し待っててくれ、すぐに直す」

茄子「Pくん。これ直せるんですか?」

P「ああ」

名前を呼ばれたことに若干胸が高鳴りつつ、俺は黙々と作業をする。
俺は自転車で遠征と称して遠出することがあるため、もしもの時のためにちょっとした工具を持ち歩いている。
それにチェーンが外れたことは何回もあるから、直すのはお手のものだった。

P「良し、直った」

茄子「ええ?もうですか!?」

ものの1〜2分だった。慣れてしまえばこんなもんなのだ。

茄子「良かったね僕君♪」

「うん!お兄ちゃんありがとう!」

深々と頭を下げお礼をする小学生に俺は苦笑交じりに言う。

P「ただの応急処置だから、またすぐに外れるかもしれん。だから帰ったらちゃんと自転車屋さんへ持っていくんだぞ」

「はい!わかりました!!」



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