過去ログ - モバP「鷹富士茄子と自転車屋さんの思い出」
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6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/08(水) 22:24:52.05 ID:8auXTgZQ0
そんな次の日、ある事件が起こる。
いや、事件と言うほど大したものではないが、俺にとっては大事件だった。

茄子「あ、おはようございます自転車屋さん♪」

教室に入った瞬間、近くにいた鷹富士茄子にそう言われたのだ。
にわかに教室がざわつく。耳に男子どもからの怨嗟の声が入ってくる。

なんでPが!?馬鹿な、奴はノーマークのはずだろう!?自転車屋さんってどういう意味だ!?まさか茄子さんにのられゴパァッ!

一部訳のわからないことになっているが、俺はあわてる心をなだめ落ち着いて返事をする。

P「いや、だから自転車屋さんはやめなさいと」

茄子「えー?良いじゃないですか♪」

ぎゃああと端の方から悲鳴にも似た声が聞こえるが、俺は聞こえないふりをする。

P「はぁ、わかったよ。自転車屋さんでいいよ」

茄子「はい♪」

その日を境に自転車屋さんというあだ名はクラス中に広まっていくことになる。まさか中学最後の半年でこのようなあだ名をもらいうけることになるとは夢にも思わなかった。

その日を境に、何故か俺は鷹富士と関わることが多くなっていった。
鷹富士が俺の何を気に入ったのかわからないが、良く話し掛けて来てくれるようになった。

そして自転車屋さんというあだ名は気が付いたら学年中に広まっており、駐輪場で何かトラブルがあると先生ではなく何故か決まって俺が真っ先に呼び出されたりもした。


そして一度だけ、鷹富士の自転車を直したこともあった。



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