過去ログ - 女大名「天下とって、幕府開く」
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14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/09(木) 03:21:57.47 ID:3qQuyaXq0
〜城〜
家老「殿!」
女大名「!」
家老「殿、申し訳ありませんでした。数々の非礼お許し下さい!」
女大名「な、何じゃ、お主。わしは出て行けと申したぞ」
家老「本当に申し訳ございませんでした!」
女大名「ふ、ふん!今更謝ってもわしの心は変わらん!」
家老「しかし、殿もなぜこんな大事な事を話してくださらなんだのですか」
女大名「お、お主それを見たのか!?」
家老「はい。確認いたしました。まさか、幕府よりお取り潰し令が出ているとは・・」
女大名「仕方あるまい。殿が馬鹿ではな」
家老「殿は馬鹿ではありません!私が、私が間違っておりました。殿の政策の真意を理解できていなかったのです」
女大名「お主が理解出来なんだのはやはりわしが馬鹿だからじゃ。お主に非は無い。お主が理解できるよう、説明してこなかったわしが愚かだったのじゃ」
家老「そんな事はありません!」
女大名「!」
家老「私が馬鹿だったのです!」
家老「私は武家に生まれ、主家がお取り潰しにあった後すぐ大殿に拾われ、下々の者の暮らしを全く知りませんでした。ですから、殿の政策も意味が分からなかったのです。私は今まで良い政策とは、家を潤す政策だと

考えていました。しかしそれは違ったのです。我らが潤すべきは家では無く、この国なのです」
家老「それが私には理解できておりませんでした・・。私が馬鹿でした・・。申し訳ありません」
女大名「良いのだ。わしもどうせ理解できないだろうと、たかをくくり碌に説明をしてこなかった。怖かったのだ、お主に全否定されるのが」


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