過去ログ - 提督「新薬の効果を試してほしい?」
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285: ◆TKy4PRCXww[saga]
2014/02/04(火) 01:50:38.50 ID:YfBmGc7Z0

加賀「薬に頼るのが、弱い事だと思いますか?」

加賀「しかし、提督の事に関しては、どうしても後押ししてくれる何かが欲しかった」

加賀「それほどまでに、提督の存在は大きく、そして簡単には変えがたいものだった」

加賀「だからこそ、あそこまで未知の薬にも、藁にも縋る思いで手を伸ばした」

加賀「ある意味、残酷な競争ですよね。欲しい人は沢山居るのに、数は限られた量しかない」

加賀「こんな事を提督に伝えたら、さぞ悩む事でしょう、ですから言いませんでした」

加賀「でも、私は怖かったのです」

加賀「それは、提督にも境界線というものがあったら、ということ」

加賀「私達がどれだけ近づいても、提督が私達をただの仲間としてか認識できないならば、意味がありませんからね」

加賀「言葉とは、繰り返されるたびに弱まっていくものです」

加賀「だから、私の好きという言葉も、いつしかは心に何も響かなくなったらと考えたら」

加賀「とてもじゃないけど、私にはそれが耐えられなかった」

加賀「ですから、この事実を知って欲しかった」

加賀「私達が、どんな事を心に秘めているか、知って欲しかった」


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