過去ログ - 提督「新薬の効果を試してほしい?」
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93: ◆TKy4PRCXww[sage]
2014/01/10(金) 21:46:09.53 ID:vnTLrLN10
色々な励ましの言葉ありがとうございます。提督の呼び名はいきなり変えても違和感が残るので登場させたキャラはひとまずこれで通させていただきます。ご了承ください
加賀「さて……これが例の薬ですか」
提督「あぁ、だが、自分はこの薬を服用している所は見たことがない」
提督「不知火がこうなったのも本当は薬のせいではないのかもしれない」
不知火「こんなんってどんなんですか提督」ギュー
提督「いだだだだだだだ!腕の皮を引っ張るな不知火!」
提督「いてて……だが、それでもお前はこれを飲むのか?」
加賀「……ふふっ、飲むのは自己責任で、何が起こっても関与しないと言う保身ですか?」
提督「いや、そんなことは」
加賀「冗談ですよ、提督はそんな人じゃないって分かってます。からかってみただけです」
提督「……そうか」
提督(この子達の目に自分は……どう写っているんだろうな)
加賀「それでは」
提督「あぁ」
加賀「すぅー……」
大きく深呼吸をした後
ゴクッ
若干の躊躇いを見せたが、彼女の手は止まらなかった
飲んだ瞬間、まるで時が止まったかのように、彼女は微動だにしなかった
だが、一分もすれば薬の"効用"は現れた
加賀「!?…ガハッ…!?」
提督「加賀!?」ダッ
後ろにのけぞり、バランスが保てなくなった彼女を支えるために
提督の体は理屈などではない、反射で体が動いていた
提督「加賀!?大丈夫か!?」ダキッ
加賀「てい…と…く」
提督「加賀!しっかりしろっ!加賀!!!」
ゆさゆさと彼女の体を揺さぶっても、彼女の口からは言葉の代わりに息が漏れていくばかり
泣きそうな顔の提督、それを見て微笑みながら瞼を閉じていく彼女は、とても儚く見えた
加賀「……」ガクッ
そして瞼が完全に閉じると同時に、彼女は息を……
不知火「寝てますね」
提督「……」
不知火「加賀!しっかりしろっ!加賀!!!」
提督「やめて!!!!!」
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