過去ログ - 【安価】京太郎「義姉さん達がどうしたんだ?」宥「Part23」
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◆qV6dwdDny6
[saga]
2014/01/14(火) 21:46:41.72 ID:8UsyVs02O
京太郎「いや、俺の話を聞いてた?」
健夜「聞いてたよ?三十人と結婚して29人に振られて私と結婚するんだよね?」
京太郎「……健夜…義姉さん…怒らないの?」
健夜「なんで怒るの?」
京太郎「いや普通怒るだろ。真面目にプロポーズしたのにその相手が自分を含めて三十人と結婚しようとしてるんだぞ?」
健夜「でも29人に振られる予定なんだよね?」
京太郎「……もしかしたらその29人が認めるかもしれないんだぞ」
健夜「別にいいよ。京太郎が私との約束を守ってくれたんだから」
京太郎「約束…まだ守れてないぞ」
健夜「うんうん…そっちじゃない。もう一つの約束。京太郎はちゃんと魔物になってくれた」
京太郎「魔物?」
健夜「そうだよ。魔物。私と同じステージにきてくれた。十年前に約束した事を覚えてる?」
京太郎「……健夜義姉さんに麻雀で勝つ事だろ」
健夜「うーん…やっぱり忘れてるんだね。京太郎の三つの約束をした」
健夜「一つは私を麻雀で倒す事」
健夜「二つ目は魔物になる事」
健夜「最後は私を独りにしない事」
京太郎「あっ……」
回想
健夜「…なら貴方は私と居てくれるの?」
京太郎「…いっしょににいてくれるなら」
健夜「なら私も約束する。京太郎が三つの約束を守ってくれたら私も京太郎と……」
ーーーーーーーーーー
健夜「思い出したみたいだね」
京太郎「あっ…ああ」
健夜「なら話ははやいよ」
京太郎「……」
健夜「私は君が…京太郎が欲しい。側に居て欲しい。側で君をみてきた。誰よりも長くね…君の成長が私の喜びで、君の悲しみが私の悲しみだった。必死に私と良子ちゃんの背中を追っていたはずの君はいつの間に私の隣に立ってくれた」
健夜「だから私も約束を護るよ…違う、そんな事はどうでもいい。私は京太郎が好きで好きで仕方がないんだよ」
健夜「京太郎…私と結婚してはくれないのかな?」
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