66:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/12(日) 21:50:02.97 ID:jVPPO1650
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兄離れ
八幡「雪が積るとかマジかよ…しかも1mぐらい積もったんじゃないかコレ」
小町「お兄ちゃん!手が止まってる!早く雪かきしないと学校遅刻しちゃうよー!」ガサガサ
八幡「くそっ!何で警報でねーんだよ!」ガサガサ
小町「うわーん。朝から重労働なんてついてないよー」
八幡「自転車もこの雪じゃ使えないし…走るしかないのか…」
小町「うー。足が冷たい…でも仕方ないかー。行こっ!お兄ちゃん」タタタッ
八幡「…はぁー。憂鬱だ」タタタッ
小町「…」タタタッ
八幡「…」タタタッ
小町「…変わったよね。お兄ちゃん」タタタッ
八幡「あ?なにがだよ。自慢じゃないが変わらないことに関しては自信があるぞ」タタタッ
小町「ううん。凄い変わったよ…だって前のお兄ちゃんなら、こんな雪じゃ危ないから学校に行けない。よし、自主休校だな。…とか言ってた思うよ」ピタッ
八幡「…」
小町「それが遅刻とか気にして走ってるんだよ?これは凄いことだよ」
八幡「…たまたまだろ」
小町「誰がお兄ちゃんをこんなに変えてくれたのかなぁー」
八幡「だから何も変わってないって」
小町「またまたー。本当はわかってるんでしょ?」
八幡「…」ペシッ
小町「あん。今のは小町的にというか、女の子的にポイント低いよー?」
八幡「…ほら。止まってたら遅刻するぞ」ギュッ
小町「ほら…さりげなくこんなことできるようになってる…」ボソッ
小町(…私もちゃんと兄離れしないとなぁ)
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