過去ログ - 【閲覧注意】母「私のお尻の下で死んで?」
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7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/10(金) 20:35:39.44 ID:d1fpmw7AO
「おや、化身1005012号ではないかごくろうさんだのう」

老人は話しかけてきた少年へ、ほがらかに答えた。

「いえ。僕は1000512号です。
それより神様なぜ今日はこちらへ?というか、人員増やしてもらっていいですか?明らかに供給と追い付かないんすよ!」

少年は乱暴にいい放ちすぐ作業に戻った。
彼、名前を間違えられたことに関しては特に怒ってる様子はなかったが、若干口調が荒くなっているのはやはり多忙な故切迫した近況となっているからであろう。
特にこの輪廻転生の作業はちょっとしたミスで地球の生態系を大きく壊してしまうことになる。
だから落ち着いて作業できるため余裕ある人員で仕事をこなせるようにしたいのだろう。

彼、外見は10歳ちょっとの少年でも、中身は責任感のある仕事熱心な12億歳の男である。

「ふむ…じゃあワシが手伝ってやるかの」

「ほ…本当ですか!ありがとうございます!」

少年は目を輝かせた。あの神が直々に手伝ってくれるのなら 、仕事はあっという間に終わる。
こう考えたのだろう。

そして神はこの間もう既に5万もの魂の仕分けを完了していた。

「ん?なんか言ったかの」

神は、手をとめて少年へ問いかけた。

「いいえ神様。なんにもありません」

少年はこう言ってひきつった笑顔で自分の仕事に戻った。


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