過去ログ - 【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第26位【アラフォーマーズ】
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412: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2014/01/14(火) 23:27:25.65 ID:UP7XPmi9o

京太郎(懐かしいな……色々と)

京太郎(……)

京太郎(正直あの人からの扱いはよくなかったけど……今思えば、よくそれで恋人までいったな)


 確かに――ボウリングはそこまで得意ではない。

 まあ、鷺森灼からの教授のおかげで、人並みよりは多少は出来るようになったというところか。

 1ヶ月以上ボウリング場で住み込みのバイトをして教われば、誰だって大抵はこのレベルには到達するであろう。


 そういう意味では――一番得意なものは何かと言われたら、多分麻雀だ。

 出来る人間からしたら、8年も費やしてこの程度かという話になるが……ずぶの素人だった昔に比べたら、成長著しい。

 理論的に、人間が習得できるすべての技術は使用できるのだ。

 切り出し位置判断、目線移動判断、癖判断、バイタル判断、データ判断、カウンティング、心理戦、思考読み、捨て牌読み――それらすべて。

 (単純なデジタル的な期待値は、スタイルと合致していないので重用はしない)


 勿論、それを得意としている人間からしたら児戯に等しい。単体では彼女たちの足下にも及ばない。

 一つ一つは、ある程度打てる人間にはできることでしかないのだ。

 ただ、普通に使ったら多少の判断材料にしかならないものも――自分自身、須賀京太郎の持つ技能すべてを統合することで、自身の“特性”を生かす専用武器になる。

 あらゆる意味でのオールラウンダーは、一点を貫く獣の槍と化すのだ。


 そんな、麻雀のように……。

 積み重ねることこそが、須賀京太郎が生まれつき持った“特性”であり、培った才能だ。

 それは――だからこの場でも変わらない。

 麻雀以外でも、変わらない。


京太郎(……ここで、どれだけボール投げたっけな)

京太郎(……)

京太郎(レーンの特性は――昔の状態なら、手に取るように分かった)

京太郎(今のは――)


 ――油の塗り具合は、投げたボールから見ること。いい?


京太郎(……ああ、そうですよね)

京太郎(ってなると、玄さんが投げたボールを見ないとな)




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