過去ログ - 【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第26位【アラフォーマーズ】
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◆rVyvhOy5r192
[saga]
2014/01/16(木) 22:17:13.74 ID:1W6NcJDyo
京太郎「ハギヨシさん……大丈夫かな、あれ」
今まで見たことがないくらい落ち込んでいた萩原を思いながら、溜め息を漏らす。
あの狼狽のしようは本当に驚いた。
まさかあの素敵滅法完璧超人超絶技巧完全調和の萩原のあんな顔を見ることになるとは。
もし、自分か彼のどちらかが異性であったなら、普段とのギャップで恋に落ちていたかもしれない。
……なーんて。
それは冗談だとしても、親友があそこまで落ち込んでいたら心を痛めるのが人情である。
今まで、自分がその状態であるときに散々ばら世話になっているし、萩原の為なら一肌でも二肌でも脱ごう。トランクスは脱がない。そもそも履いてない。
勿論、ボクサーパンツであってトランクスではない的な意味で。
……と。
京太郎「お待ちしておりました、御嬢様方」
竜華「あはは、今度は何キャラなん?」
数絵「私服で言われてもね……」
恭しくお辞儀をして荷物を受け取るが、不評らしい。
やはり本物の執事とはいかない。
落ち込んでいる萩原に代わり、一時的に龍門渕の執事(と書いて便利屋と読む)を試みたが、駄目らしい。
なお、龍門渕透華には――「素質的には執事になれますが、資質が執事向きではありませんわ」と、にべもなく断られた。
目立ちたがりというか、格好つけは駄目らしい。
京太郎「あれ、やえさんは?」
数絵「遅れてくるって」
京太郎「あー、あの人何だかんだ人見知りするというかテンパるから……」
竜華「多分、盛り上がってるとこにそーっと入ろうとしてるんやないかな?」
数絵「みたいね。ちょっと時間潰してからくるって」
竜華「地元の高校に顔を出してからくるって、ゆーとったな」
京太郎「……それ、飲み会に来るより見知らぬ人に囲まれるんじゃ」
当人がそれでいいなら、構わないけど。
できれば、相方枠として――それこそ壁になるのも吝かではないのだが、何故声をかけてくれなかったのか。
水臭いな、とも思うが……母校を訪ねるのに、部外者が訪れるのもどうかという話だ。
だから、仕方ないと言えば仕方ない。小走やえがそう望むなら、そうなのだろう。
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