過去ログ - 【モバマス】僕「僕のお姉ちゃんがアイドルになった」
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21:主@了解しました。ご指摘ありがとうございます[saga]
2014/01/11(土) 23:31:56.63 ID:ZWMdCqF40
 このような紆余曲折を経て、大晦日。
 お祭りに沸き立つ街を尻目に、僕は海を眺めていた。
 地面に座り、崖の縁に足をかけて振っている。
 
 僕の知人3人は、結果無事にアイドルとしての道を確かに歩んでいる。
 僅か1年足らずで頭角を表すとは、やはりあの人達には素質があったのだろう。
 楓さんは、もうCMに出たんだとか。
 まあ、関係のない話だ。
 朝起きて、楓さんの為のごはんと弁当を作り、登校。
 帰ってきて、ごはんを作り、部屋に閉じこもって、就寝。
 時々楓さんが何か言ってきているようだが、うまく聞こえない。
 そのまま、僕に何か災いが降り注ぐ訳でもなく、時が過ぎて行った。
 そして今日。


僕「ああ、そうか。もう大晦日なのか」

僕(何も祈ることなんてないけど、とりあえずお参りにいこう)


ゴーン……

僕「あっ、鐘ももう鳴ってるじゃん。今何時だっけ?」

僕(時計の短針はもう11時と12時の間、もう深夜だ)

僕「取り敢えず、着替えよ」


ガサゴソ ガチャ


僕「うわっ、寒っ」

僕(吐き出す息が白くなる。大晦日は冬だ。そりゃそうか)ハァッ

僕「とにかく、もうすぐ新年が明けちゃう。その前に神社に急ごう」



〜神社の前〜

人々「ガヤガヤ」

僕「うへえ、なんだこの人の数」

僕「ここに一人で突っ込むのは骨が折れるなあ。言葉的にも、もしかしたら物理的にも」

???「――――サー」

???「な―――もう、くっつ―――」

僕「」ビクッ

僕(その声に、僕は聞き覚えがあった)

僕「……方向的に、外に出るみたいだ」

僕(まるで祈ってはないが、参拝しようとした気概を見せただけマシだろう。お金じゃなくて、大事なのは信じる心だって誰かが言ってた)

僕(そして、声を追いかけ僕は歩き出す)



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