過去ログ - 【モバマス】僕「僕のお姉ちゃんがアイドルになった」
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42:[saga]
2014/01/12(日) 00:28:55.08 ID:3sRGLHOd0
CuP「この世界には、この地球には、不条理なことが山ほどある!」

僕「……」

僕(僕は脳裏で、あの三人の姿を思い浮かべた)

CuP「時には圧倒的な力で、時には水面下で進んでいた計画に、時には、悪意のない行為にッ!」

僕「!!」

 僕の体に電撃が走ったような気がした。
 しかし、今の僕ではその正体が分からなかった。


CuP「だから、振りかざすのだ!」

CuP「君は若い、だからこそ声が出せる! 足が動く! 心を揺さぶる、何かを生むことができる!!」

CuP「だからその、君の持つその捻じ曲がり、歪み、傷だらけになったその心を、世界に振りかざすのだ!」

CuP「すれば、君の世界はもっと広がる。この地域だけではない、それこそ、言葉通り世界まで、君の声は響くだろう!」

僕「……で、でも、僕にそんなことが」

CuP「できる……と、無責任なことは言わない。おそらく、今のままでは不可能だ」

僕「ですよね……」ガクッ

CuP「だが、今のままでは、だッ! 私は君に何故話しかけたと思う!?」

 「ただご高説をグダグダ、語り続ける為にここに来たわけではない!」

 「私には、君の声を響かせるスピーカーの準備がある!」

僕「!?」

CuP「正すには力が必要だ、それは認めよう! しかし、力というものにはいくつもの形がある!」

  「権力、財力、時には他人とのコネクションも、力と言えるだろう!」

  「君に、それらの中の一つを得る為の準備があると言っているのだ!」

僕「そ、そんな、そんな簡単に……!?」

CuP「簡単ではない、厳しい、厳しい道が君を待つだろう!」

  「それこそ修羅の道! 地獄へと続く道かもしれない!」

  「しかしそれを乗り越えて、君の声が世界に届く所を、私は見たい!」

僕(何故だろう、ここまで心が震えたのは久々だ!)

CuP「君に、その覚悟はあるか? 私に着いてくる、その心はあるかッ!!」

僕「……は、はい」

CuP「聞こえんぞッ!」

僕「は、はいッ!!」

CuP「よしよし、よく言った」ウンウン

僕(い、勢いで頷いてしまったけど、これからどうなるんだろ? 今更だけど不安になってきた……)オドオド

僕「え、ええっと、ちなみに具体的には何を?」

CuP「……ああ、言っていなかったか! これは失礼!」ゴホン

 「では改めて、言わせてもらう!」


  CuP「ティンときた! 俺と一緒に、アイドルになってくれ!!」


僕「アンタ正気か!?」


僕(いくら女っぽいからってそれはありえないだろう、そう考えずにはいられない僕であった)

end....?


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