59:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 20:04:37.50 ID:xM5KoM+20
アルミン(・・・やっぱり怖いって。あぁ視界が全然悪いよ)
アルミン(木々の間をすり抜けていく。次の木、また次に木、不連続な配列)
アルミン(少しも気を緩められない。先が見えない)
60:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 20:05:54.78 ID:xM5KoM+20
サシャ(アルミンそんなに険しい顔をして。どうしてです?)クルッ
アルミン(サシャ。僕の方を見てスピードを落としてどうしたんだ)
サシャ(私達は今飛んでいるんですよ?こんな夜中に。月明かりの下で。みんなと一緒に。誰よりも速く)
61:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 20:17:41.06 ID:xM5KoM+20
アルミン「ねぇサシャ!どうやったらそんな風に飛べるの?」
サシャ「そんな風ってよくわかりませんよ!」
アルミン「うまくいえないけど随分余裕というかまるで周りの木々の先までしっかり見えているようなそんな感じ」
62:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 20:18:22.20 ID:xM5KoM+20
クリスタ「コニー見て」
コニー「あっ?おーサシャがアルミンを抱きかかえてんな」
サシャ「しっかりつかまってくださいね。少しとばします」
63:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 20:21:41.75 ID:xM5KoM+20
サシャ「それはそうです。だったら私はもっと先を見てみたいです」
サシャ「あの先を越えたらどんなものがみえるだろうって」
サシャ「それを考えると楽しくないですか?」
64:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 20:39:59.75 ID:xM5KoM+20
サシャ「おーすごい。すごいです。どんどん上がります」
アルミン「もう上がりすぎだよ。訓練では絶対やらないくらいの高さだ」
アルミン(情けない話だけど怖くて周りがもうよく見れない)
65:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 20:56:16.87 ID:xM5KoM+20
サシャ「この一瞬だけ木も町も壁さえも私達より下にあります!」
サシャ「王様だってみれませんよこんな景色」
サシャ「今アンカーを打ったら月に突き刺さるかもしれません」
66:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 23:56:32.11 ID:xM5KoM+20
コニー「大丈夫かー?」
アルミン「全然。死ぬかと思った」
クリスタ「怪我がなくてよかった」
67:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 23:57:24.17 ID:xM5KoM+20
クリスタ「ねぇ今日はあそこの木の裏に立っている人達と帰ったらどうかな?」
アルミン「今日もやっぱりいるかー」
アニ「ユミルもうやめようよ」
68:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 23:58:13.73 ID:xM5KoM+20
アルミン「なにやってんのみんなして?帰ろうよ」
アニ「・・・」
ユミル「・・・」
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