過去ログ - モバP「アイドルに男の怖さを思い知らせてやる!」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/01/12(日) 16:02:25.36 ID:tJ0k6A3w0
モバP「……ロケ先が偶然雫の実家の近くだったから寄ってみたら、まさか雪かきすることになるとはな」
雫「あー、すみませーん、雪かき手伝ってもらっちゃって……」
モバP「いや、いい経験になったよ。雪の降る土地に住んだことなかったからなあ。知識として知ってるのと、実際の体験するのとではやっぱり違うな。雪国は大変だ……」
雫「そうですねー。冬はちゃんと毎日雪かきしないと、牛舎の雪が落ちてきて牛さんが困っちゃいますからー」
モバP「……あんまり役に立てなくてごめんな」
モバPは雪かき中、何度も雪にはまってしまったのだった。そのたびに雫に抱え上げてもらったので、特に雫には大きな迷惑をかけてしまっていた。周囲に笑いが起き、囃し立てられるたび、申し訳なさで立つ瀬がなかったものである。
雫「そんなことありませんよー、Pさんはたくさん頑張ってくれましたから、たくさん助かりましたー。Pさんを見てると、私も元気が出るんですからー」
モバP「……ありがとう。雫は本当にいい子だな」
雫「わー、なんだか恥ずかしいですー……」
照れたように身を縮ませる雫を見て、少し心配になってしまった。
モバP(あんまりいい子だから、逆に男に対して警戒心が薄いのだろうか? ……あ、これもいい機会かもしれない。雫に男は狼だと教えてやらないとな)
しかし、雫の警戒心のなさは、裏を返せば、自分を信用してくれているということである。モバPが男の怖さを教えるということは、その信用を踏みにじるということを意味していた。モバPのやろうとしているのは、いわば鬼畜の所業であった。
モバP(心苦しいが、これも雫の将来のためだ……。いつ何時、そういうゲスが現れないとも限らないからな……。よし。あの雑誌には確かこうあったな……)
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