過去ログ - 【転生】レニー「なんの成果も得られないor壁工事or内地で安全に……？」
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3: ◆k.FEMDTR8o[saga sage]
2014/01/22(水) 15:35:38.92 ID:yGNlU28F0
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このSSについて ２
このSSでは、ナレーター(地の文ではなく解説など)は、
アルミン()
という形で表記します。

このSSについて ３
勝手な都合により、「―(ダッシュ)」が打てないことがあるので、そのときは「＿(アンダーバー)」で置き換えます。

――――――――――――――――――――――――――――――

穂高(ほたか)は、お使いを済まして家に帰っている途中だった。
今は、左は柵越しにすぐ線路、右はマンションの塀、人が二人すれ違うのがやっとという幅の道を自転車で走っている。
そのかごには、じゃがいも、大根、玉ねぎ、そして進撃の巨人の漫画第１巻が入っていた。

穂高「いや〜、よかったよかった。『お使いよろしくね。どうせなら漫画買ってきていいわよ』なんて言ってくれて。おかげでこれが買えたよ」

しかし、穂高は気づいていなかった。前方から迫ってくる、その物体に。

穂高「アニメ版は中途半端なところで…… ん？ なんだこr」ｶﾞｯｼｬｰﾝ

穂高は、とんでもない浮遊感を感じ、そのあと、突然の痛みに襲われた。
その直後、自分が置かれている状況に気付いた。

穂高「なんで、こんなところに…… とりあえず、線路の外に」

しかし、その体は動かない。

カタカタカタ……

穂高(あ、電車が来ちゃった。 俺、死ぬのか……)

運転士「ん？ あれは……人！！ 非常ブレーキ！！」

キィィーーー

運転士はブレーキをかけた……が、電車は止まりきれなかった。
一人の人間の命を奪い、150メートル先で停車した。そのあとには、生々しい血痕と、髪の毛１本しか残っていなかった……。

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