38: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/01/13(月) 17:53:39.74 ID:cle1X+Qto
霧切「ちょっと私の部屋まで来て頂戴」
苗木「ええっ!?いや、そんな」
霧切「なに?いったいなにを意識し……うっ……ばかっやめなさいっ」
苗木「ど、どうしたの!?」
霧切「……ふう、なんでもないわ。それにしても『響子』のやつ大胆ね。自分の部屋に男の子を入れようとするなんて?」
苗木「ん?」
まさか……。
霧切さんも……?
霧切「ふふふ、気づいたみたいね。そう、私も多重人格なのよ」
苗木「な、なんだってー!?」
霧切「でもこまったことに、私と響子は自分の才能について記憶がおぼろげになっているの。いったいどんな才能だったのか忘れてしまっているわ」
苗木「え……?」
霧切「変わるわよ。 ……そう、わたしと彼女『鳴子』は幼い時になにかのきっかけで分かれたのよ。『才能』が」
苗木「それぞれの人格の才能が違う?」
霧切「ええ、その才能自体なぜか思い出せないの。思い出そうとすると頭がいたくなって……」
霧切「ただ、鳴子の才能は本当に『ろくでもない才能』だったはずよ。私の才能と相反する才能……」
苗木「で、でもなんでそのことを僕に打ち明けるの?」
霧切「それは……あ、こら ……それは苗木君、あなたがまず人殺しなんてできなさそうな子だからよ」
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