676: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/08/12(火) 06:21:44.61 ID:tqTkcvHcO
その頃から、ふつふつと心に黒いもやがかかる気がしていた。
今思えばあいつはそのときからいたんだと思う。
僕がつぶれてしまわぬよう、僕であり僕ではない自分がやりたいことをやれるように。
寅之助「清多夏、西園寺家に挨拶に行くぞ」
西園寺家は古くから格式のある日舞の一族だった。
祖父は『血はより良いものを残した方がいい』と言っていた。
ああなるほど。僕の将来のお嫁さんを決めるのだな。
寅之助「今思えば、お前との間に子を成していればよかったな」
西園寺祖母「ほほほ、そうかもしれないわね。あら?日寄子がいないわ」
ひよこ?飼っているのだろうか。
石丸「猫に襲われたら大変だ、探しましょう」
西園寺祖母「あら、そのひよこではないのよ」
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