777: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/09/08(月) 02:55:49.55 ID:Vor+EwLNO
自分であり、自分ではない俺。
ウィッグでロングヘアーにし、
薄く化粧を施し、町を歩く。
堂々と歩いたせいか、もしくは恵まれた容姿のおかげか。
道行くやつらはみな俺を女だと思い込んでいた。
オカマ「あらっ?ちょっ、ちょっとあなたっ待って!」
十神「(ぬ……?とりあえず敬語で)」
十神「はい……?」
オカマ「ンマー!かわいい!?おごってあげるから来てきて!」
そのオカマは昼はカフェ夜はオカマバーを経営している店『ベイ・バロン』のマスターだった。
はじめは動揺したが、次第に常連のオカマたちと仲良くなっていった。
ある日ふと聞いてみた。
十神「ママはどうしてあのとき私に話しかけたの?」
ママは言った。
オカマ「だってあなた、とても寂しそうにしてたもの」
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