833: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/09/14(日) 00:01:32.29 ID:lXN6Dj3tO
集中治療室よりこっそり運び出したケンイチロウ殿は写真で見たときよりもげっそりしていました。
まさに骨と皮でできており、風が吹けば飛びそうでした。
顔にも生気がなく、なにもかも絶望している。
そんな顔でした。
ケンイチロウ「はは……まいったな……悪い夢か」
黒石丸「いい夢で目覚めるか悪い夢としてそのまま死ぬか。どちらがいいかね?」
ケンイチロウ「おまえは……?」
黒石丸「僕は裏格闘トーナメント主催者のシュヴァルツ・シュタイン・ルントだ。まあ、裏格闘トーナメントはこれから作るつもりだがね」
ケンイチロウ「そんな怪しいやつが何をする気だ……」
黒石丸「ふふ、君の病気を取り除いてやろうと思ってな」
ケンイチロウ「なに……」
黒石丸「大神さくら!」
ケンイチロウ「!?」
黒石丸「君の好敵手だろう?今日誕生日だったな」
ケンイチロウ「さくらにっ……なにをっ…」
黒石丸「慌てないでくれたまえ。僕はね、君と彼女が万全のコンディションで僕の主催する格闘トーナメントに参加してもらいたくてこうしたのさ」
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