848: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/09/15(月) 06:19:04.98 ID:msJisSd1O
焦ってるのか早歩きの葉隠くんに連れられて僕たちは娯楽室へ向かっていた。
セレスさんはいったい何をやろうとしてるんだろう……
いや、わかっている。間違いなく霧切さんというか鳴子さんを殺すつもりだ。
霧切「大丈夫よ、葉隠くんやセレスさんに劣る私ではないわ」ﾋｿﾋｿ
849: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/09/15(月) 06:19:34.29 ID:msJisSd1O
娯楽室にはセレスさんが優雅にお茶を楽しんでいた。
自分で淹れたのかな？
セレス「あら？葉隠くん。わたくしは霧切さんを連れてくるように言ったはずですが」
850: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/09/15(月) 06:20:03.78 ID:msJisSd1O
霧切「ふぅ……あなた自分が何をいっ」
霧切「たたたたたた！」
霧切さんが頭を押さえつけ悶え始めた。
851: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/09/15(月) 06:20:33.32 ID:msJisSd1O
セレス「そういうわけではありませ」
鳴子「あれは昨日の夜中、私は和人くんと山田くんに頼んで恥ずかしいＴシャツを作ってもらった帰り、
私はふと思い立ってセレスさんの部屋の表札のセレスのレの字をマジックで消してックを追加したのよ、ところがさっき謎のおじさんごっこをしていたら表札が戻っていたわ。
852: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/09/15(月) 06:21:23.24 ID:msJisSd1O
鳴子「ひとつ、3種類のゲームをやって先に2勝した方が勝つルールにしなさい」
セレス「よろしいですわ。別にあなたが3種類のうちひとつ勝てば私の敗けでもよろしいですわよ」
なんて自信なんだ……でもセレスさんの嘘か本当かわからない武勇伝や戦歴を聞くとあながち無理じゃなさそうだ……
853: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/09/15(月) 06:21:53.97 ID:msJisSd1O
葉隠「どうでもいいけど早く始めるべ」
鳴子「……」
鳴子さんはつかつかと葉隠くんに近づいて
854: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/09/15(月) 06:22:28.56 ID:msJisSd1O
苗木「初心者だけどいいの？」
セレス「構いませんわ、点数計算も面倒ですからわたくしが5回和了(あが)る前にあなたか苗木くんが3回和了したら鳴子さんの勝ちですわ」
鳴子「なるほどね……よし、積み終わった」
855: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/09/15(月) 06:23:29.99 ID:msJisSd1O
鳴子「命がけのざわざわ、命がけのご無礼、命がけのライジングサン」
葉隠「最後のあれ麻雀じゃなくね？」
856: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/09/15(月) 06:24:01.96 ID:msJisSd1O
鳴子「ツモ。 九蓮宝燈」
857: ◆1ZmpN0RELo[saga]
2014/09/15(月) 06:28:26.09 ID:msJisSd1O
ｶﾞｼｬｧｰﾝ！
セレス「イカサマしやがったなぁぁぁ！？」
セレスさんがテーブルを蹴り飛ばして鳴子さんに殴りかかる。
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