過去ログ - 【咲だ】絹恵「サッカーバトルや！」洋榎「イナイレのやな」【安価だ】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲だ】絹恵「サッカーバトルや！」洋榎「イナイレのやな」【安価だ】

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445: ◆y1N9qpFpt6[saga]
2014/01/23(木) 21:03:56.27 ID:uWIw4J7p0

哩「――まぁ、言い訳ばさせてもらうとな」

哩「このチーム名は、知らん間に宮永と大星が勝手に書きよったもんなんや」

照「いえーい」ﾋﾟｰｽ

淡「うぇーい」ﾋﾟｰｽ

哩「んで、流石にこれはまずかちうことで訂正しにいったんやが、思いのほか受けとったごたっみたいで……」

哩「だから努力ばした！したがー、えーっと、そのー……何と言うかあぎゃん盛り上がりの中訂正しにいけなかったというか……」

洋榎「アハハ、なんやこのチーム名！恥ずかしっ！」ｱﾊﾊ

哩「やぐらしか！そっちのチーム名だって大概やろが！」

放課後。

『リベンジャーズ』と洋榎のチーム『関西電気保安協会』、そして宮永照のチーム『お菓子だけで生きていき隊』が『第四練習場』に集っていた。

絹恵「(去年のチャンピオンのチームは大星っていう一年生、それと『リザベーション』の名コンビか――)」

洋榎と徒労としか思えない言い合いをする哩を見ながら、絹恵は静かに考えた。

『リザベーション』。去年大会において、とあるプロから『あの二人が同じチームにいたら勝てないかもしれない』と言われた超火力コンビである。

絹恵「(あの二人にGKは鉄壁のチャンピオン、残りの大星さんはよく知らんけど間違いなくかなりの実力――)」

絹恵「(……ぬぁー。勝てる気せーへんなぁ……)」

口には出さなかったが、このチームがおそらく優勝候補の筆頭なのではないかと絹恵は思った。

そんなチームと練習できることは――まぁ嬉しくはあるのだが、しかし試合をするとなると……。

煌「絹恵ちゃん、絹恵ちゃん」

絹恵「あ、花田さん」

あまり先行き明るいとは言いがたい未来に頭を悩ましている時、絹恵に声を掛けてきたのは『関西電気保安協会』のGK花田煌であった。

煌「もし宜しければ、私と一緒にGK練習致しませんかっ！」

絹恵「……勿論ええで。やろか」

煌「すばらです！」

全ては抽選次第になるだろうが――勿論、『関西電気保安協会』だって馬鹿にはできない。

無論ＧＫである自分にとっては、怜や洋榎のようなストライカーが相手になるのだが――しかし。

絹恵「(多分やけど、『関西電気保安協会』の中で一番苦戦を強いられるのは――この人やと思うんよな……)」

煌「？？」

照「……」ｼﾞｯ

淡「どしたのテル、あっちの練習見て……あ、GKコミュニティ的な感じなのかなアレ」

照「……(去年の様子を見ている限り、あの二人……)」

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