過去ログ - 【咲だ】絹恵「サッカーバトルや！」洋榎「イナイレのやな」【安価だ】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲だ】絹恵「サッカーバトルや！」洋榎「イナイレのやな」【安価だ】

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51: ◆y1N9qpFpt6[saga]
2014/01/14(火) 22:41:59.14 ID:TGIDGZBY0

……
…………

絹恵「……」

絹恵「…………」ｸﾞｩｰ

絹恵「…………はっ！」

絹恵はその瞬間、自分の腹の虫の唸りを聞いて立ち止まった。

サッカーバトルを日常的に行う女子高生的には、食事は大事である。むしろ練習中でもない限り、腹が減ったらとりあえず物を胃にブチ込むぐらいの心意気である方が健全である。

しかし、問題は時間であった。今空腹を感じたその時間は、特に昼飯の時間でも晩飯の時間でもないのだ。

絹恵「か、間食は太ってまうかもしれへんし、後でご飯が食べれなくなったらお母さん怒るやろうな……かといってこの空腹には耐えがたい……」

智葉「安心しろ、食った分だけ動けばいいんだ」

絹恵「そんなことしたら、またお腹減るやないですか……」

智葉「……それもそうだな。よし、自分で決めろ」

絹恵「(こ、この人は……)」

体重を気にする乙女的思考と高校生的おかんに怒られるのは面倒という思考と野生的食欲。

脳内で繰り広げられる三つ巴の戦いの末――もう一度感じた空腹が絹恵の思考を決定した。

絹恵「とりあえず、この時間に食堂に行ってなんかあったらってことにしよか」ｴﾍﾍ

智葉「…………」

絹恵「な、何ですかその目はー！！」

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