過去ログ - 【咲だ】絹恵「サッカーバトルや！」洋榎「イナイレのやな」【安価だ】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲だ】絹恵「サッカーバトルや！」洋榎「イナイレのやな」【安価だ】

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57: ◆y1N9qpFpt6[saga]
2014/01/14(火) 23:25:22.59 ID:TGIDGZBY0

１：ツインブースト、仲間は末原

２：ウルフレジェンド、仲間は船Ｑ

３：ファイアートルネード、仲間は漫

【選択】４：つうてんかくシュート、仲間は怜

絹恵「そう、あれはまさに通天閣……！大阪を見下ろすかのように一本、天に向かって聳えたつ言わば象徴とも言える存在……！！」

絹恵「夜になれば怪しい光を帯びるが、しかしそれすらも何か遠い昔への懐かしさを秘めた思いを抱かせる……！」

？「でもあそこらへんって大阪府民は中々行かへんよな」

絹恵「当ったり前やないですかー。あんな日雇い労働者がゴロゴロいて、昼間から腕に注射器ブッ刺してるおっちゃんがおる所なんて行きたくないですよ」

？「この前天王寺動物園行った時は、休日の昼間にも関わらず上半身裸のおっちゃんが日向ぼっこしてたわ」

絹恵「いやぁ、それがもうアソコにとっては普通のことでしょ……あ」

熱い大阪トーク――因みに念の為言っておくと、あの辺りは夜は冗談じゃなく割とヤバイ。ヤバイったらヤバイ――に華を咲かせていた絹恵は、ふとそこで自分が会話していた相手が誰なのかを知った。

絹恵「……園城寺先輩！」

怜「どーも、絹ちゃん」

それは自分達姉妹と同じく大阪出身であり、また従姉妹が随分と仲良くしているという点でも親交がある三年生の園城寺怜であった。

病気がちでもある彼女は、つい最近まで病院で臥せっていたという話を絹恵は聞いていたのだが――。

絹恵「病気、大丈夫なんですか？」

怜「ふっふっふっ……この位、中学校の頃『死んだ』と冗談で嘘の噂を流したら何故か本気にされてて気まずくなって、九章の途中で土門をメンバーに加えた状態で病院に行かないと仲間にならないぐらい引きこもっていたあの時に比べれば余裕や……！！」

絹恵「は、はぁ……お元気そうでなによりです」

怜「げほごほッ！しゃ、喋りすぎて息しんどい……お姉さんとはヨロシクさせてもろっとるで……」ｾﾞｴｾﾞｴ

絹恵「あ、ありがとうございます(先輩、相変わらずやな……)」

まるでどこぞのフィールドの魔術師(笑)みたいな病人――あっちは怪我人だが――っぷりを見せ付ける怜から目を逸らした。

とにかくこれで洋榎のチームメンバーは分かったことだし、と思い絹恵は来たそもそもの用事を済ませようとした。

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