過去ログ - 【咲だ】絹恵「サッカーバトルや！」洋榎「イナイレのやな」【安価だ】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲だ】絹恵「サッカーバトルや！」洋榎「イナイレのやな」【安価だ】

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59: ◆y1N9qpFpt6[saga]
2014/01/14(火) 23:56:42.94 ID:TGIDGZBY0

洋榎「……これは、問題やな」

池田「先輩には悪いけど、私も今割とお腹ペコペコだし！譲る気は無い、と思っていただこうッ！」

絹恵「さ、三分割も無理なん？」

怜「いやー、このサイズのを三分割は流石に無理やろ」

智葉「帯に短し、襷に長しか……」

一つのパンを巡ったごく小規模な争いが今ここに勃発しようとしていたが、実はこの問題を解決する共通のルールが彼女達にはあった。

それを最初に言い出したのは、池田である。

池田「ていうか何か凄い強そうな面々が揃ってるけど、全員同じチームってことでいいの？」

絹恵「いや、私と辻垣内先輩、お姉ちゃんと園城寺先輩で別のチームやね」

池田「そっかー……残念だなぁ。もし全員同じチームなら、パンを賭けてこっちとサッカーバトルで対戦！ってこともできたのに……」

智葉「ん？もう四人揃っているのか、お前のチームは」

池田「勿論！早く揃って練習したほうが当然有利ですから！」

智葉「ほぉ……」

その瞬間、智葉の眼鏡がきらりんと光り輝き――絹恵はその瞬間悟った。

絹恵「(あ、この人の戦闘民族としての血が暴れだしたヤツやな、コレ)」

智葉「いいじゃないか、サッカーバトルで決めれば」

池田「ええ？で、でもそっちは別チーム……」

智葉「人数の足りていないチームが手を組んで、大会前にウォーミングアップをしてはいけないというルールはない……それに、久しぶりに実戦をやってみたくてな」

絹恵「(やっぱりかー)」

正直こっちはお腹が減ってるしあんまり乗り気じゃないんだけど、と思いながらも気づけば絹恵は準備運動をしていた。

サッカーバトルに馴染んだ彼女の身体もまた、智葉と同じように実戦を求めているようであった。

洋榎「ふふん、成程……うちも別に構わへんで！この病人の今の実力も見ておきたいところやしな！」

怜「今は割と病気がヤバイけど、エイリア学園編での一之瀬ぐらいの活躍は期待してもらってええで……」ｹﾞﾎｺﾞﾎ

絹恵「(それは全然駄目ってことなのでは……)」

池田「え、駄目元で言ったのにまさか本気にされてるパターンなのかなコレ……ええい！まぁ私達も速攻でチーム固めすぎて相手がいなかったのも事実！折角だから勝負するし！」

……こうして絹恵を含む即席チーム対池田率いるチームとの、サッカーバトルの火蓋が切って落とされたのである。

本編では全員全国レベルだから、池田に勝ち目ないとか言うな……。

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