過去ログ - 【咲だ】絹恵「サッカーバトルや！」洋榎「イナイレのやな」【安価だ】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲だ】絹恵「サッカーバトルや！」洋榎「イナイレのやな」【安価だ】

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897: ◆y1N9qpFpt6[saga]
2014/01/31(金) 22:25:44.50 ID:x40eQi2X0

……
…………

……何かがおかしい。

身体こそ異常はなかったが、明らかに『化身アームド』に何かが起こっている事を久は感じていた。

久「(……でも、ま)」

先程智葉のシュートを止めたボールを握り締めながら、久は思う。

もし『化身アームド』が使えないままでも構わない。それならば、前までの自分のプレイスタイルに戻るだけだ――！！

久「――菫、お願いッ！！」ﾋｭｯ

菫「分かった」ﾊﾞｼｯ

久はすぐに頭を切り替え、近くにいた菫に向かってボールをスローする。

彼女のいる位置は『りつべ高校学生議会一同』側、最も手近な場所。つまり相手から見れば一番後ろにいる訳だが――

菫「……ここからでも、『狙える』か……」

――しかし、そんな事は弘世菫には一切問題ではなかった。彼女は遠い筈の相手ゴールを見つめ、そして静かにボールを空中に上げた。

その動きに合わせるように、背後から巨大な弩砲が現れる。

菫「さて――愛宕妹。前よりも成長した姿を私に見せてくれよ……？」

シャープシューター弘世菫。その狙いは正確無比にして、実に長距離。

絹恵「ま、まさか……来るんか！？この距離を――」

菫「――『バリスタ』！！」

重厚な弩砲が静かに稼動を始め、ボールの『発射』を待つ。

菫「『ショット――ッッ』！！！」

そして――菫がボール蹴ると同時に、巨大な矢もまた他の選手を飛び越えて絹恵の元へと届く。

『バリスタショット』。足を弦のようにしならせ、ボールを矢にみたてる弘世菫の超長距離シュート――！！

絹恵「ホンマ、冗談みたいな技やで……『いかりのてっつい』！！」

▼『いかりのてっつい』使用(2/3、セーブに+6)

▼自分：【基礎値＋補正値＋『10桁の数＋10』】　対　相手：【基礎値＋補正値＋『1桁の数＋10』】の判定を行います(0は10扱い、最大20)

絹恵：【18+6+『10桁の数＋10』】

対

菫：【19+3+『1桁の数＋10』】

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