過去ログ - 【咲だ】絹恵「サッカーバトルや！」洋榎「イナイレのやな」【安価だ】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲だ】絹恵「サッカーバトルや！」洋榎「イナイレのやな」【安価だ】

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936: ◆y1N9qpFpt6[saga]
2014/02/01(土) 23:35:50.76 ID:ypzkB1F/0

？「どうです？元気にしてますか？」

絹恵「(えーっと……多分、こんな目つきの悪い知り合いはおらへんような気がする……)」

そう思いながらどこかで会いましたっけ、と問おうとしたその時、絹恵は気づいた。

白衣の男の近くには――何度か見たことのあるロボット達が、四体立っていたのである。

絹恵「ま、まさかこの人……」

智葉「……少なくとも、『人工化身』の何らかに関わっているのは間違いないだろうな」

？「ははは、大正解です。まぁ詳しい説明は絹恵さん、あなたのお姉さんにでも聞いてください」

絹恵「お、お姉ちゃんになんかしたんか！？」

？「いやー……何かするつもりだったんですが、見事に失敗しましてね……まぁ、それはどうでもいいじゃないですか」

？「それよりも今日はアナタ達です。今日の試合、見ていましたよ」

白衣の男は、目をギョロつかせながら――心なしか、その動きは酷く喜んでいるように絹恵には思えた――そう言った。

？「どうです？中々良かったでしょう、あの『人工化身プラズマシャドウ』は」

智葉「……やはり、お前らのような人間が菫達を騙したのか」

？「まぁ、騙したといっても栄養ドリンク飲ませただけですからねぇー……で、本題なんですが。もし宜しければアナタ達もコレ、いかがです？」

男はそう言いながら、懐から茶色い小瓶を取り出す。

以前も見たことがある、『人工化身』を呼び出す液体である。

？「安心してください、健康に一切害はありません。今なら手頃でお気軽にアナタ達もあの力を得ることができますよ？」

絹恵「ふっ……ふざけんといて下さい！そんなもん別に私達は――」

智葉「ほぉ」ﾂｶﾂｶ

絹恵「えっ……ちょ、ちょっと辻垣内先輩！」

何故か白衣の男の方に近づく智葉を止めようとして、絹恵はそこで気づいた。

彼女が背中から発する闘気、そこに含まれる強烈な怒りの感情に。

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