過去ログ - 【咲だ】絹恵「サッカーバトルや！」洋榎「イナイレのやな」【安価だ】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲だ】絹恵「サッカーバトルや！」洋榎「イナイレのやな」【安価だ】

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957: ◆y1N9qpFpt6[saga]
2014/02/02(日) 23:40:48.70 ID:pe0hXGW+0

洋榎「よし、ナイスやで花田！こっちや！」

煌「はいッ！」ｼｭﾝ

言いながら煌は勢いよく振りかぶり、ボールを洋榎の元まで運ぶ。

セーラ「漫、止めろ！」

漫「わわっ……キャ、主将！失礼しま」

洋榎「甘いわ、漫ー！！」

漫「ひいっ」ｽﾞﾊﾞｰﾝ

『オオサカ・ベイブルース』は攻めの強いチームではあるが、しかし反面相手のチームも攻撃重視のチームであった時は酷い試合になる。

守りはほぼGKに任す――『関西電気保安協会』は竜華がディフェンスではあるが――ことになるのだ。

その為、洋榎は特に守りが得意な訳ではない漫をあっさりと抜き去り、セーラの前へとたどり着いた。

洋榎「行くで、江口！！ ――『つうてんかくッ、シュート』！！」

セーラ「甘いな洋榎ぇぇぇッ！！」

青いネオンサインを迸らせながら突進してくるボールに向かって、セーラは静かにボクシングのファイティングポーズを取った。

そのまま二、三回空中に向かって拳を放った後――ゆるやかに体を屈めてボールに向かってアッパーを撃ち放った。

セーラ「『フラッシュ――アッパァァァァァッ！！！』」

右拳が唸り、高速回転するボールを下から突き上げる。

そうして打ち上げたボールを、静かにセーラは手に取った。

セーラ「どうや！洋榎、俺のキャッチ技は！！」

洋榎「確かにシュートは止めたけどお前……ソレもうボクシングやないか！」

セーラ「ボクシングとサッカーバトルの融合と言え、融合と――さて、今度はこっちやで！憩、恭子、漫！！」

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