過去ログ - 女騎士「貴様は私にとって大変迷惑な存在なのだ」
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5:ゴミクズ ◆nJFtHmO8u2[saga]
2014/01/14(火) 02:19:21.95 ID:Y+3ndYKjo
女騎士「……で、そのウロ公が何だってんだ。私に何の用だ」

ウロヴォロス「だからぁ、用ってほどの事でもなくってぇ……あなたと一緒に居たいなあって。あたし、あなたに逢えてほんとに……」

女騎士「私ゃお前みたいな女は知らんぞ。大体なんなんだ、私がお前を起こしただぁ?」

ウロヴォロス「うん、そだよぉ。カルバリーで、パパや大勢の人たちに、えいやってされちゃってぇ、ずうっと一人だったの」

女騎士「……は?」

ウロヴォロス「みんなに楽しい事とかキモチイイ事、ちょっと教えてあげただけなの……だって、みんなみんなくらーい顔してたんだもん」

女騎士「お、おう」

ウロヴォロス「でもね、元気な子もいたよ! 前にあたしを起こしてくれた子はね、すーっごくまじめだったの。
パパの言いつけを守って、周りの皆をいっぱい元気にしてね、すっごかったの!」

女騎士「(話半分に聞くのが一番だなこりゃ)」

ウロヴォロス「……でもね、その子もね、いつしかくらーい顔になっちゃった。なんでかな、なんでかなって思ってたらね、
くやしいくやしいつらいつらいって言ってたの。その子も、ほかのみんなと同じくらーい顔になっちゃったの」

女騎士「ざまあ」

ウロヴォロス「そんなのってないよね、ひどいよねっておもってね、あたしすっごくがんばったの。
みんなのくやしいくやしいって気持ちを、どうにかしてあげたいとおもったの。みんなが産まれてずーっとかさなってきたつらーい気持ち」

女騎士「……」

ウロヴォロス「それでね、その子のお願いっていうか……ていあんっていうのを、いっこだけかなえてあげられたの! すごいでしょ」

女騎士「それってよぉー……」

ウロヴォロス「えっとねー、えっとねー」

女騎士「『未来永劫、末代に渡り、この勇者の血の穢れと呪いとが、三千世界の人の世に災厄としてもたらされん事を願う』……か?」

ウロヴォロス「それ! そんなこといってた!」

女騎士「(さっきのは……ただの夢じゃあなかったってのか? アタマの中に雪崩れ込んできたイメージの一つだが……気持ち悪っ!)」


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