過去ログ - 女騎士「貴様は私にとって大変迷惑な存在なのだ」
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9:ゴミクズ ◆nJFtHmO8u2[saga]
2014/01/14(火) 02:57:31.48 ID:Y+3ndYKjo
女騎士「おい痴女。ブリューナクとかいうあのでっけーカタマリ、お前と関係あんのか」

ウロヴォロス「ぶゆー」

女騎士「いつから私にくっついてきたかは知らんが……私がブッ倒れるきっかけになった、あのきもちわりー石だよ」

ウロヴォロス「いし、地面から生えてたあれ? あれ、ロンギヌスだよお。ぶゆーなくって、なに?」

女騎士「……あー、じゃあそのロンギヌスだ。どんな関わりがある」

ウロヴォロス「んとね、んとね、ロンギヌスはね……ジャバウォッキーを連れてくるステークなの。
パパがつくったこのせかいを支える杭なの。ジャバウォッキーのもってる、じょうしきのかたまり」

女騎士「そういうサイコでポップなランチキワードを出すのはマジでやめろ、ただでさえ頭いてえんだから」

ウロヴォロス「だいじょぶ、あたしもよくわかんないもん。パパのお友達が話してた事を聞いただけだもん」

女騎士「……」

ウロヴォロス「そもそもね、ロンギヌスなんて名前は、パパのお友達が付けただけなのね。
たまたま、こわーいおばけやこわーいどうぶつさんを追っ払うちからがあったから、みんなでおまつりしただけなの」

女騎士「(眠くなってきたな)」

ウロヴォロス「でもね、おばけもどうぶつさんもね、人間さんを襲いたくて襲ってるわけじゃないのね。
きっと、お話すれば分かりあえるものね、だからね、そのこたちにもね、楽しい事とかキモチイイ事教えてあげたの。
……でもね、やっぱりくらーい、つらーい顔は減らないの。なんでかな、なんでかな」

女騎士「知らね。オバケや動物と対等に話ができるかってんだ」

ウロヴォロス「ふぇぇ、あなたがそう言うなら、そうなのかなぁ」

女騎士「……ふん、やけに殊勝だな」

ウロヴォロス「だ、だってぇ……あなたはすっごくあたまがいいんだよ?
くやしいくやしい、つらいつらいって言って死んじゃった、むかしのみんなのお願いが詰まった……
あたしのかけらが入った中で、いっちばんすごくて、誰にも負けないおんなのこなんだよ?」

女騎士「お願いだぁ……?」

ウロヴォロス「痛い痛い、助けて助けてって、パパの教えを守ってみんな死んじゃった。
楽しい事を我慢して、くやしい事に押し負けて、嫌な事を受け入れて、それで死んじゃった子がいっぱいいるの。
あたしね、その子たちがやりたかった事をどうしてもかなえてあげたくて……それでね、託したの。ジャバウォッキーの子孫に」

女騎士「……」

ウロヴォロス「それでね、芽が出て膨らんで、花が咲いて……ほーら満開!
あなただよ、おっきなお花! 今まででいっちばんおっきくて綺麗なお花!」

女騎士「は、はぁ……?」

ウロヴォロス「やっと産まれてくれた……ガリアで眠ってたあたしを起こしてくれる為の王子様……
やっと会えた……あたしのかわいい子……ジョワユーズの、マスター……!」

女騎士「ジョワユーズ……マジモンの聖剣……って事ぁ、お前の言ってる事……」

ウロヴォロス「えへへぇ……」

女騎士「わ、私もジャバウォッキーって事……かぁ……?」


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