過去ログ - 女騎士「貴様は私にとって大変迷惑な存在なのだ」
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ゴミクズ
◆nJFtHmO8u2
[saga]
2014/03/26(水) 02:44:22.33 ID:mekq4bJKo
秘書「あのうー、あのあのー、今、よろしいですかぁー」
騎士ほ「……」
秘書「(機嫌悪いとクソ怖いんだよね、この人……)」
騎士ほ「……何か?」
秘書「は、キャメロット方面の偵察に出していた第T飛行隊飛行班が先ほど帰還。
曰く、先の閃光が貫いてから巨人は活動を停止し、完全に沈黙状態にあるとの事です……がっくり膝をついて項垂れて……」
騎士ほ「女王陛下の安否は?」
秘書「現在、ラーンスロット卿配下の近衛軍の人材も含め鋭意捜索中……生きてるんでしょうかね、ほんとに」
騎士ほ「あれしきでくたばる勇者サマではないでしょうに。そこまで情けなくはないはず……まあ、生きているに越した事はない。
聖剣だけでもこちらに渡してくれませんと……それで、他には?」
秘書「そ、それと……騎士様のお姉様が、明後日には共同体入りする予定です。早ければ、4日もあれば合流できると」
騎士ほ「ちっ……」
秘書「……」
騎士ほ「クソ童貞……結局連合の顔色を窺って餌をやると……お姉様からの同意があるならば、私が口を挟む余地はないが……
矜持もない守銭奴が帝国復古の精神を理解できるとは思ってはおらなんだが、いささか不愉快ではある……」
秘書「にしても、どうして情報庁はあの人を欲しがったのでしょう。言っちゃ悪いですけど、何の役に立つのか……
えっとあの、あのスゴイ剣を持ち歩けるっていう勇者だとは言っても、あの雷帝だってその一人なのでしょ?」
騎士ほ「帝国皇室が実権を有していない今、彼女の政治的価値はたかが知れている。それでも狙われたのは、
あのバルムンクがあったからこそ。バルムンクがあちらの手にあり、更にそのマスターさえ情報庁に属している……」
秘書「確かに、諸外国へ亡命した貴族への影響は少なからずある筈ですけど……」
騎士ほ「……広告塔ときどき人質といったところか。西欧会議での心証を有利にする為、そして我々に向けての牽制。
公にはそこまで大事にするつもりはないのだろうが……後は、浮かぶのは聖剣運用の保険か?」
秘書「保険……」
騎士ほ「聖剣を扱える勇者の鉄砲玉……面倒かつ厄介なのは確かですわね。こちらに向かなければ、どうでもよいのですけれど……
相手はあの袖にハナクソこびりつけた薄汚い蛮族の集まり、あんな連中に騎士様の身内の方を差し出さねばならないなんて」
秘書「はあ」
騎士ほ「ああ、なんて不憫で薄幸なのか……このまま生きていてもメリフェラの孕み袋と大して変わりますまい。ならいっそ……」
秘書「は?」
騎士ほ「……フクク、ご苦労さま。下がってよろしくてよ。フクク……」
秘書「」
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