過去ログ - 美世「悪魔のZーーーッ!」 モバP「やめろ美世……リスキーすぎる……」
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15: ◆EzLR/ytSjo
2014/01/14(火) 21:33:57.41 ID:XAz2bMNY0
また休日が来て……
AM 10:00 美世ガレ−ジ

バチバチッ 

以下略



16: ◆EzLR/ytSjo
2014/01/14(火) 21:35:14.15 ID:XAz2bMNY0
マキノが手にした情報はこうだ。

まずC1外回りのコ−スレコ−ド。これは90年代、『マッドドック』と呼ばれた佐藤公彦がマ−クした6分台前半だということ。

美世「つまりあたしは6分台前半を目指せばいいんだ。そうすればあの悪魔についていける」
以下略



17: ◆EzLR/ytSjo
2014/01/14(火) 21:37:22.47 ID:XAz2bMNY0
マキノのいう『オマケ』

それはC1ランナ−の間で囁かれる『幻の6分切り』……

美世「『幻の6分切り』?」
以下略



18: ◆EzLR/ytSjo
2014/01/14(火) 21:37:52.86 ID:XAz2bMNY0
美世「ほとんど家族みたいな感じだった、うん。あたしは『炎の34使い』のこと『お兄ちゃん』なんて呼んでたなぁ」

マキノ「ひょっとして初恋?」

美世「アハハ……そうだね。だけどある日突然『美世とはもう会えない』って手紙が来てさ。あたしが何かしたと思ってお父さんに『謝りたいから会わせて』ってお願いしても『ダメだ』の一点張り」
以下略



19: ◆EzLR/ytSjo
2014/01/14(火) 21:38:50.09 ID:XAz2bMNY0
突然の『C girls』廃刊……

その裏に大きなアクシデントがあったことは想像に難くない。
それはC1外回りのタイムアタック企画『12時過ぎのシンデレラ』でのこと。
当時中心メンバ−だった千川ちひろのアイディアで始まったこの企画。第一回で『炎の34使い』が6分前半を出し、6分切りが期待された第二回のタイムアタックで、事故は起きた。
以下略



20: ◆EzLR/ytSjo
2014/01/14(火) 21:39:44.07 ID:XAz2bMNY0
江戸橋からスタ−ト、京橋、汐留、そして浜崎橋。
この浜崎橋で横羽から上がってきた『悪魔のZ』と合流。ここから運命の歯車が狂っていく。
ハイペ−スで進む『悪魔のZ』。すぐ後ろを追う34。
決着がつかないまま両者は狂気の走行ラインで神田橋へ。
八重洲線と別れた直後、上りの右で34が撃墜態勢。Zの左サイドへ鼻先をねじ込んだ。
以下略



21: ◆EzLR/ytSjo
2014/01/14(火) 21:40:31.73 ID:XAz2bMNY0
6号と分岐した直後のきつい右。
ブレ−キがいかれたのか、はたまたドライバ−の油断か……オ−バ−スピ−ドで突っ込んだ34はクラッシュ。悪魔はあざ笑うかのようにこれを回避した。
Zのミラ−には、炎を吐きながら踊る34が写ったという……

……


22: ◆EzLR/ytSjo
2014/01/14(火) 21:41:29.44 ID:XAz2bMNY0
美世「そんな……じゃあお兄ちゃんは……」

マキノ「なんとか生き残ったそうですが……顔のパ−ツが全部溶け落ちたので今は手術で造った顔で暮らしているそうです」

美世「……」
以下略



23: ◆EzLR/ytSjo
2014/01/14(火) 21:43:06.69 ID:XAz2bMNY0
ちひろ「美世ちゃん、『炎の34使い』とPさんの本名は知ってる?」

美世「え……34使いはずっと『お兄ちゃん』だったから知らないしPさんもPさんって……まさか!」

ちひろ「そう。『P』という人間は事故で顔を失った『炎の34使い』が整形手術で手にしたもう一つの顔なんですよ」
以下略



24: ◆EzLR/ytSjo
2014/01/14(火) 21:44:08.29 ID:XAz2bMNY0
AM 1:00 美世ガレ−ジ

美世(あれからぶっ続けの作業でなんとかRを走れる状態にした)

美世(もうなにも考えない……ただ走るだけ……)
以下略



25: ◆EzLR/ytSjo
2014/01/14(火) 21:45:22.82 ID:XAz2bMNY0
同時刻 P宅

『なにあの人……不気味……』

ジロジロ……ジロジロ……
以下略



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