過去ログ - とある科学の偽聖痕使い（禁書目録・超電磁砲再構成） -SS速報VIP

過去ログ - とある科学の偽聖痕使い（禁書目録・超電磁砲再構成）

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11: ◆IWuyJvzLOZKF[saga]
2014/01/15(水) 06:18:18.00 ID:anDgHJXl0
何でこんなことになってしまったんだろう？
青白い火花を散らしながら目の前に迫る雷撃を見て、上条は現状に至った経緯を思い返す。
それは今から数年前、ちょっとした事件を通じてある少女と知り合いになったのが始まりだった。
少女の名前は御坂美琴、上条より二つ年下の今では女子中学生だ。
何故か妙に美琴から懐かれた上条は、美琴の姿が年下の従妹と重なったこともあり、何だかんだ今まで妹のように接していた。

以下略

12: ◆IWuyJvzLOZKF[saga]
2014/01/15(水) 06:19:18.71 ID:anDgHJXl0

「不幸だあぁぁーーーー!!」

思わず上げたそんな叫びと共に、上条は右手で雷撃の槍を受け止める。
美琴は発電能力者の頂点に立つ最強の電撃使いで、雷撃の槍は美琴が数多く持つ技の中でも最もオーソドックスなものだ。

以下略

13: ◆IWuyJvzLOZKF[saga]
2014/01/15(水) 06:21:05.92 ID:anDgHJXl0
その掛け声と共に、美琴は砂鉄の剣を使って斬り掛かってくる。
美琴の剣撃は素人とは思えないほど鋭く、持ち前の身体能力の高さも相まって上条を追い詰めていく。
しかし身体能力がいくら高いといっても、所詮は二つ年下の女子中学生だ。
スキルアウトに追い回されることによって鍛えられているのか、上条も自分の運動神経にはちょっとした自信がある。
最初こそ美琴の振るう砂鉄の剣をギリギリのラインでしか躱せなかったものの、徐々に上条の動きにも余裕が出てきた。

以下略

14: ◆IWuyJvzLOZKF[saga]
2014/01/15(水) 06:23:39.41 ID:anDgHJXl0

「……今回も勝てなかった」

以下略

15: ◆IWuyJvzLOZKF[saga]
2014/01/15(水) 06:24:57.27 ID:anDgHJXl0

「……言っておくけど、お前の相手をするのは一週間に一度だけだからな。　良い子のみこっちゃんに、お兄さんからのお約束だ」

「そ、そんなの分かってるわよっ!!　っていうか、誰がみこっちゃんで、誰がお兄さんよ？　馬鹿にするのもいい加減にしなさい!!」

以下略

16: ◆IWuyJvzLOZKF[saga]
2014/01/15(水) 06:29:07.16 ID:anDgHJXl0

それは上条がかつてから思っていたことだった。
別に今になって美琴とこうやって手合わせをするのを拒否するつもりはない。
ただこれも青春と言えなくないのだろうが、何となく周りとは少し違う気がする。

以下略

17: ◆IWuyJvzLOZKF[saga]
2014/01/15(水) 06:29:57.29 ID:anDgHJXl0

「……不幸だ」

以下略

18: ◆IWuyJvzLOZKF[saga]
2014/01/15(水) 06:33:34.82 ID:anDgHJXl0
短いですが以上です

>>9
すみません、自分もねーちんは大好きなんですけどね
まあカップリング要素はおまけ程度になると思うんで、目を瞑ってくれると嬉しいです

19:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/01/15(水) 07:00:57.57 ID:oPCA7H9F0
やはり最初は虚空爆破事件か
それと上条さんは聖人みたいに常時身体能力が高いわけじゃないのかな？
何にしろ期待
乙!!

20:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/01/15(水) 08:08:05.53 ID:9UNMhJsX0
上琴描写少ないと言いつつも、いきなりご馳走様です
まあこの段階じゃ原作ほどじゃないにしろ、まだ上条さんがみこっちゃんのことを面倒臭く思ってそうなんで、今後はどうなるのかな？

21:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[sage]
2014/01/15(水) 08:47:01.19 ID:AD9JsCGH0
乙
これは完全にカップリングは上琴として期待していいのかな？

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