過去ログ - フィアンマ『安価で人生をやり直したい』
1- 20
387: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/01/29(水) 14:29:02.16 ID:/dfFsg7R0

「……あれはどうだ」
「あれ?」

オティヌスは振り返り、フィアンマが指差した先を見る。
マネキンに着せられているそれは、黒い水着だった。
そして、大事なところ以外をまったく隠す気のない……。

「……あれか」

隠せる場所は、乳頭、秘部、尻穴位のものである。
身体のラインがくっきり出るどころではない。
一応滑り止めのような作りは内部にあるようだが、滑ればあっという間に全裸。

「泳がないのであればああいったものでも問題はないと思うが」

意趣返し。
フィアンマの意図は明らかにそれだったのだが。

「悪くないな」
「!?」

オティヌスはそう評して、サイズを見る。
自分の身長やスリーサイズに合致しているものがあったらしく、満足げに手にとった。

「……本当にそれにするつもりか」
「他ならぬお前が選んだものだろうに。私自身も気に入った」

真なる強者に、余計な装備は不要。

……とでも言いたいのだろうか。
それにしても防御力が低すぎる。

「では向かうとしよう。まだ午前中だ、昼には到着する」

オティヌスはマイペースにそう言って、さっさと会計を済ませるのだった。





という訳で、海である。
そこそこに混み合っているが、二人はよく目立っていた。
おもに目立っているのはオティヌスの方だが。

「……お前に羞恥心はないのか?」

フィアンマの問いかけに。
オティヌスはフィアンマの姿を眺めて自分のセンスに満足しつつ。

>>389


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
746Res/291.31 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice