過去ログ - フィアンマ『安価で人生をやり直したい』
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441: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/01/29(水) 19:05:38.36 ID:J9yG8mUh0
【一旦中断】


「食蜂操祈、というのが人の心を操れるらしい」
「ふむ」
「洗脳はともかく、勧誘に彼女の能力を利用しないか」
「それは構わないが、学園都市製か?」
「ああ。…前の職業柄、科学サイドには少々知識がある。
 ……肝心の交渉材料は会話していく中で見つければ良い。俺様とお前には宗教防壁がある、操られる心配はない」

そんな訳で、食蜂を利用することが決まった。
学園都市に潜入するのは、大して難しいことではない。
一流の魔術師ともなれば、当然のことのように出来る。

「今までに食べた量が多すぎたな。余剰魔力で焼け野原が出来そうだ…」
「…もう少し制御しろ」
「善処するさ」

決めたらすぐに動く二人である。
オティヌスはフィアンマの手を引き、学園都市に入った。
周囲の生徒を眺め、普遍的な制服を作成して歩き進む。
オティヌスが即席で作った防御霊装だが、見目は単純な女子学生の制服である。

「よく似合っているな。セーラー服が」
「赤というのは目立ちそうだがね」
「安心しろ、低能力者の集まる某お嬢様校在籍者に見える」

自分の仕事具合に満足そうに頷き、オティヌスは進む。
手を引かれるまま、急ぐでもなくフィアンマも歩いた。

「くっそ、何で補習連絡メールがバグって…! 不幸だああああああ!!」

少年の叫び声だった。
通学途中なのか、彼は必死に走っている。
ツンツン頭の黒髪、平凡そうな少年。

彼は不幸にも、転がっていた小石で転け。

利き手である右手を咄嗟に出し、その手は――――








『幻想殺し』接触判定(=服が弾ける)>>+2のコンマ一桁(以下、美青年にかわりまして美少女がお送りします :2014/01/29(水) 18:50:52.9X←ココ)


0〜3 フィアンマ

4〜9 オティヌス


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