過去ログ - フィアンマ『安価で人生をやり直したい』
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644: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/02/11(火) 21:42:29.68 ID:0nWu2WuD0
【これだけ置いて今日のところは…】


「受け容れることは、出来んな」

わかっていた。
少なからず、そう言われることに対して身構えていた。
そのはずなのに、オティヌスは言葉に詰まる。

冗談だ。
まあ、仮定の話だからな。
妙な質問をしてすまなかった。

言うべき台詞は山ほど頭に浮かぶのに、どうしても出てこない。

「………オティヌス?」

そんな彼女の様子を見やり、フィアンマは首を傾げる。
仮定の話といっても、相手は真面目に考えて答えてくれるタイプだ。
それをわかっているから、苦しい。
恋が叶わない苦しみというのは、その辺りの地獄すら生ぬるく感じるものだ。
故に人は恋に狂い、苦しみ、怒り、それを昇華して物語や音楽とすることが多い。

「……すまない。私は途中下車だ」

一緒に居ることが辛かった。

オティヌスはそう告げると、突如、やや無理矢理にドアを開けた。
上空約350メートルからの飛び降りだったが、彼女は魔神である。死にはしないだろう。
フィアンマが動揺したのはそこではない。

(今の会話に何か飛び降りるような内容が含まれていたか…?)





>>645->>651の :以下、美少女魔神にかわりましてイケメン魔神がお送りします [sage]:2014/02/10(月) 22:47:17.XX←ココ に一つでもゾロ目があればフィアンマはオティヌスを追いかける、無ければ追いかけない


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