過去ログ - フィアンマ『安価で人生をやり直したい』
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726: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/02/16(日) 00:01:03.81 ID:/+rIk/6L0

「なんで死んじゃったわけ？　後、性別が雌になってることとか気になるなー？
　おっと、暴力はなしだぜ？　超ハイパー興味本位だし、答えなくてもオッケーだけど」
「……死んだ理由は今でもわからん。この肉体に関しては、造られた時点でこの状態だった。
　俺様が望んだ訳ではない。この肉体の設計者がこう要望し、そう作り出した」
「なるほどね」

まあそっちの方が好都合かな、などと聞こえた気がした。

が、フィアンマは聞かないことにしてやり。

「俺様は答えた。お前にも答えてもらおう」
「ん？　何を」
「俺様と出会った場所、思い出、そんなところで」
「えー、すっげーハズいじゃんそういうの！　ナシナシ！」

両腕でバッテンマークを作り、彼は首を横に振る。
フィアンマは不愉快そうにため息をつきかけ、飲み込み、食事を進めた。
ホットミルクのお陰か、気分は荒立たない。

「まーでも、お前に会えて良かった」

そんなことをぼやいて、彼はパンを食べ終える。
皿の上でぽつんとしているチーズを口に運び、彼はフィアンマを見た。

「随分荒れちゃって。…まあ俺のせいか。…んで、本当に思い出さない？」
「>>728」

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