過去ログ - フィアンマ『安価で人生をやり直したい』
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734: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/02/16(日) 00:38:26.03 ID:/+rIk/6L0
【おむつってそう書くのだということを初めて知りました】


「んー。じゃあヒントそのいち、あんたが生まれた時、最初に抱っこしたのは俺だ」

む、とフィアンマは考え込む。
肉親、ないし血族とみなして間違い無いだろう。
そうでなければ、元ローマ正教の神父か。
ただ、そのようには思えない。雰囲気から見て。

「そのに――――そしてッッ!! 初めてあんたのう○ちつき襁褓を替えたのも俺だぁああっ!」

渾身のドヤ顔である。
普段は割とおとなしいフィアンマがぶん殴ろうかと思うくらいには。

「最大限のヒーントッ! これでわかるだろ」
「…養護施設の方かな? それとも修道院か」
「違ぇよ!?」

おかしいでしょその推理、と彼は項垂れる。
フィアンマはじっとウートガルザロキの様子を観察し。

「父親。…にしては明らかに年齢が合わん。元の俺様とそこまで離れているようには思えない」
「うんうん」
「母親。…と断じるには女性的要素が少ない」
「それは俺も嫌だわ。割とガチで」
「動揺に姉妹である可能性も。俺様よりも年齢が高いということは弟ではない」
「そうそう。んで、結論は」
「雇われのベビーシッター且つ母親の愛人、若きツバメ」
「なんでえええええ!!?」

がく、と落ち込む彼を見て、フィアンマは淡く笑った。

「兄か。……それにしては、見目が似ていないな。以前の容姿にしても、髪色からしてまるで違うぞ」
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