過去ログ - 左右田「プr桑田「プリティで!」九頭龍「…キュアキュア」
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◆wuT5yxKGG.
[age saga]
2014/02/10(月) 10:31:53.52 ID:fVA0zDGmo
誰も言葉にせず、しかし力強く頷いて。
そしてオレ達は、石へと意思を込めた。
ゆっくりと、自分達の中から色んなものが消えていくのが分かった。
それが、きっと戦士としての希望。
つまり、オレ達はキュア戦士の資格を放棄したってわけだ。
使い古してしまった、あの機械式の槍ももう出せないだろう。
………もちろん、それだけ叶えたい事があったっつー事でもある。
オレにもあった。
一回だけでいい。
きっとオレの事は嫌いだろう。
振り向いちゃくれねーんだろう。
けれど、それでも、やっぱり。
もう後悔したくない。
もう一度、出来るならばあの人に……
眩しい光の中で目を開けると、凪斗と誠が笑顔で立っていた。
凪斗「本当にさよならだね、キュア戦士」
九頭龍「………ああ、今までありがとよ」
葉隠「なぁ、これってもしかして…」
誠「資格を放棄するって事は、もうボク達の事は感じられなくなってしまうんだ…」
桑田「そんな………なんでだよ!俺はそんなの認めねー!いやだ!」
凪斗「あはは、ありがとう!そんな風に言ってもらえたら…嬉しいよ」
日向「くそっ…なんとか出来ないのか!」
誠「本当に……ありがとう……みんな、希望の戦士………」
左右田「誠!凪斗ーー!」
光の中で、誠も凪斗も段々輪郭がなくなっていく。
そして次第に薄くなってーーー
凪斗「あ、今は実体化してるから大丈夫だった」
左右田「オレの涙を返せェーーー!!!」
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