過去ログ - 「喫茶『アイドル』に集うアイドルたち」
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濃茶
[saga]
2014/01/26(日) 11:46:00.38 ID:Hn3bP5o00
高木「……彼女からかい」
小鳥「はい」
高木「なんと、言っていた」
小鳥「私はもう一度ステージに立ちたい、って。ハッキリ言われました」
高木「そうか。じゃあ、音無くんは」
小鳥「はい。私も、出たくないわけじゃないんです。ただ、少し怖かっただけなんです」
小鳥「パートナーが居れば。孤独じゃないのなら、ステージにもう恐怖はありません。もう一度私も、ステージに立ちます」
高木「そうか……! では、私からディレクターの方に連絡をとっておこう……ふふ、いかんな。年をとると涙腺が随分ゆるくなる」
小鳥「もう、社長ったら。どうせ泣くなら、私たちのステージを見てからにしましょうよ」
高木「ふふ、そうだね……楽しみだ」
黒井「話はついたか」
店主「番組には出る。ステージにも立つ。引退後、いや、アイドル時代も含めて最初で最後の大舞台かな」
黒井「私としては、そのまま再デビューしてもらって構わんのだがな」
店主「冗談。私もそんな年じゃないわよ」
黒井「某事務所には28のアイドルが居る、まだいけるぞ」
店主「喫茶店と兼業で良いならね」
黒井「フンッ、まああのコーヒーが飲めなくなるのは困る。アイドルの件は諦めよう」
店主「私のアイドルの価値はコーヒー以下?」
黒井「それだけコーヒーが美味いということだ」
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