過去ログ - モバP「あの頃僕はまだ若くて、酒に酔っていて、恋をしていたんです」
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75:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 00:16:56.18 ID:4RdS3EMc0
奏「御免なさい。映画みたいに上手くは行かないものね。ネクタイ外して貰えるかしら」

P「そっちじゃなくて、こっちを引っ張るんだよ。そうすれば外せる」

奏「手を伸ばすだけでいいのにね。全てが上手く行くはずもないっか。
以下略



76:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 00:20:08.79 ID:4RdS3EMc0


P「女は嘘吐き、全てを疑え、か」

P(結局、奏には世話になりっぱなしだったな。エプロンの下の制服、綺麗にネクタイが結んであった。
以下略



77:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 00:23:32.09 ID:4RdS3EMc0
のあ「―――あきよ」

P「えっ?」

のあ「いえ、正しくは千秋とちひろの両名。そう呼称するのが適切ね」
以下略



78:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 00:25:44.26 ID:4RdS3EMc0
P「のあさん!」

のあ「出社後まずは更衣室でメイド服に着替えた。変わらぬ日々に新たなる兆しが訪れるから。
  着替えて給湯室へ向かう。貴方のお茶を入れる為にね。その際横目で千秋の出社を確認したわ。
  だけど今日ポットのお湯は空だった。気まぐれな猫の様にね」
以下略



79:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 00:28:32.82 ID:4RdS3EMc0
のあ「……惑うのは、不変を信じているから? 千秋がちひろの手からバッグを奪い取り、ゴミ箱へ叩きつけた。
  そして千秋は事務所を飛び出し、ちひろが後を追った。
  これを真実となすか虚構と断じるか、全ては貴方の選択次第」

P「バーガーは……潰れているな。保冷材の水滴でインクが滲み、手紙も読めない」
以下略



80:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 00:30:20.63 ID:4RdS3EMc0
P「ちひろさんが戻るまで、電話番をお願いします。僕は事務作業をしますから、二人で事務所を動かしましょう。
 のあさんは今日オフなのに、来てくれて良かったです。手が足りなければ、キュート部門へ応援を頼みますので」

のあ「掃除も洗濯も……行うわ。完璧でなければ意味が無いのだから。
  私の心を奪うのは……貴方の才能、その仕事、ただそれだけ……」
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81:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 00:34:39.17 ID:4RdS3EMc0
P「本当に美味しいハンバーガーですよ」

 業務の合間に潰れたバーガーを完食する。どんなに崩れていても、その味わいが変わる事はない。
やがてちひろさんと黒川さんが仲良く女子会用のケーキを買って帰り、事務所は何事も無かったかのように平穏を取り戻す。

以下略



82:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 00:45:23.45 ID:4RdS3EMc0


P「こんばんは相川さん。素敵なバーですね」

千夏「千夏で結構よ、今はプライベートだもの。
以下略



83:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 00:47:42.82 ID:4RdS3EMc0
P(差し出されたのはオレンジジュース。いや、千夏さんの事だおそらくこれはオランジ―ナ?
 確かフランスの国民的清涼飲料水だったはず)

千夏「乾杯。レディキラーに」

以下略



84:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 00:50:01.37 ID:4RdS3EMc0
P(これは失敗)
「耳よりも目を使いたいですね。千夏さんの唇とその奥に隠された舌を見ていたいです」

千夏「口を開いても望みの言葉が飛び出すとは限らないわ。
  私に興味があると言えば喜ぶと思った? ……なんて。そうね、仏蘭西語で言えば、答えはウィーよ」
以下略



85:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 00:54:26.08 ID:4RdS3EMc0
千夏「別にとって食べようって訳じゃないわ。何か事情があったのでしょうしね」

P「ですが周子との事は―――」

千夏「ノン、向かい合いながら他の女の名前を口にしては駄目よ」
以下略



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